「嘘と謀略と金と暴力と」ゴッドファーザー akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
嘘と謀略と金と暴力と
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三時間弱。重厚かつバイオレンス。後半から一気に血生臭い展開へ。シチリアの風景は、ひとときの安らぎであるが、ここも安全ではない。やるかやられるか。
1972年公開のアメリカ映画。娘コニーの結婚式から話が始まり、その新郎だった男が死ぬまで。コッポラは、まだ30代そこそこの年齢でありながら、このような名作を撮ってしまっていることに驚きを覚える。そしてソフィア・コッポラがこの映画からキャリアをスタートしていたことにも。
十数人の主要人物がいる。すべてイタリア人ばかりなところがこの映画の肝だ。
この映画の中で、ファミリーのボスも老いたヴィトーから、血の気の多い長男ソニー、冷徹な三男マイケルへと移り変わる。
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