「何度観ても引き込まれる一大叙事詩」ゴッドファーザー シネマばかさんの映画レビュー(感想・評価)
何度観ても引き込まれる一大叙事詩
クリックして本文を読む
自分にとってのオールタイムベスト。
観る度に魅了され、その時の年齢や状況で様々なものが見えてくる。
一つ一つに意味のあるシナリオ、誰もが耳にしたことのある劇中音楽、作品そのものが伝説的。
ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の重厚感と思慮深さと時折見せる人間臭さに魅せられる。
そして息子マイケル(アル・パチーノ)が抗争のなかで苦悩しながら裏社会の住人になっていく姿に痛みを覚える。
どのシーンも素晴らしいが、やはりクライマックスは圧巻❗
洗礼式の裏で実行された凄惨な暗殺劇。
マイケルが本当の意味でゴッドファーザーになるための儀式として神々しく描かれている。
父ヴィトは最期までマイケルのことを案じ、申し訳なさを感じていた。
息子の才覚を認めながらも、これからの過酷な運命を憂いていたのかもしれない。
コメントする