コックと泥棒、その妻と愛人のレビュー・感想・評価
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余韻がすごい
ティム・ロス目当てで見た。
見ている時よりも余韻の方がすごいかも。
途中まではあまり面白くなかったが、中盤から色々惹き付けられる。
内容は色々汚い(?)けど映像が美しかった。
ティム・ロスカッコよすぎる、、当時27歳くらい?だと思うが17歳の役だった。普通にそのくらいに見える。
頭が弱くて飄々としてるけどゲスい(主人公に従順)役。あるシーンで画面の端っこで女性にちょっかい出してた。ティム・ロス追ってないと気が付かない。笑
主人公がウザすぎて不快感が残りそうだがラストがスカッとしたので良し。丸焼きはハンニバルよりエグかった。今まで見た映画の中で1番強烈なシーンだったかも、、。
人にオススメはできないけど、普通にそこそこ面白くて印象に残る映画。
醜悪イメージが残る映画だった…
スタイリッシュな色の使い方な空間の描かれ方は素敵なのだが、なんともグロテスクで観たあとは醜悪イメージが残る映画だった。
この映画、公開年(1990年)のキネマ旬報ベストテン(外国映画)入りしたが、何故かこれまで未見だったが、「死ぬまでに観たい映画1001本」にも選ばれているので、ようやく観た。
でも、観なきゃ良かった…(笑)
序盤は、赤いライトで照らされた高級レストランの広い空間、そしてオーナーの妻がトイレに入って行くと白いドレスに変わって白いっぱいのトイレの空間とマッチした描き方が面白いと思った。
そして、レストラン・オーナーの妻(ヘレン・ミレン)が、夫の眼を盗んで、やはりレストランに来ている読書男との不倫にふけるあたりは「激しい性格の夫に見つからないかな?」と少しドキドキする展開も、なかなか楽しい。
しかし、終盤の展開は、自分が嫌いな流れになっていくので、全体的にイメージ悪し…。
好みの問題もあると思うが、自分には合わない映画だった。
なお、ヘレン・ミレンはフルヌードも披露して頑張っていたが、歳をとってからのヘレン・ミレンの方が良い感じがした。
演劇の趣向が勝る映画美術の圧倒的なグリーナウェイの唯我独尊の世界
イギリス映画の鬼才ピーター・グリーナウェイの代表作。欲望渦巻くストーリーをグロテスクで色彩鮮やかな映像美で綴る独特な映画文法が確立した異端の映画。性欲や食欲から逃れられない人間の赤裸々な姿が映し出されている。映画と云うより、演劇の趣向が勝る映像作品。イギリスには、ピーター・ブルックやトニー・リチャードソン、ケン・ラッセルなど、伝統に対して挑戦的な作家を認める芸術の奥深さがある。前衛演劇よりは理解しやすいのが救いで、映画で描ける限界の辛辣なシニカルさに圧倒される。ここまで作家独自の映像美術を創作すれば感服するしかない。
最後のもうひとひねりが無かったことは驚き
衣装はゴルチエ。
大騒ぎで食べては便所
大騒ぎで食べては便所
「ここは豚小屋だ!」と叫ぶレストランのオーナーにして夫。
食欲と性欲と暴力だけの“豚小屋”が、実は人間のありのままの姿なのだと思い至ります。
混沌と悪臭の画面をかろうじて保たせるのはひしめく登場人物たちのまとうゴルチエの迫力。
ストーリーはB級。
最後には労働者階級が勝利するというあり得ないほど単純なフランス革命へのオマージュ。
しかし
ヘレン・ミレンはヘアヌードへっちゃらだし、
エキセントリック、ここに極まれれりだな。
実験劇場です、やれやれ。
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とんでもない映画です!
エンディングがやばすぎます!
更にこの映画は男女で見ないほうが良いかもしれません⁈
終始下ネタが続きますw
とてもフランスらしい映画でした!
とにかく最後が衝撃で、
寝る前とかに見ないほうが良いかと思います。。
ある意味忘れられない映画となります!
独特さを感じました
今まで自分が観てきた映画とは、どこか文法が違う、そんな感じのする映画でした。観ていて、どこに焦点を当てれば良いのかが分からなくさせるかのように、複数の焦点を画面に散りばめていて、その散乱が横移動の撮影で流れすぎていく、という感じです。
しかし後半は急に焦点が定まり始めます。そして最後は一点に集中していき、こちらを引き込んでいく感じがしました。
コアなファンがいる監督だっていうのは、分かる感じでしたね。今後も機会があれば、観てみたいですね。
観ててつらいシーンもあるけど、ラストのためなら。
ブラックユーモアで満ち満ちてます。セットの色の切り替わりがきれい。
ラストが爽快でよかったです。同じベクトルの映画は「アウトレイジ」かな。
暴力をひたすら笑いに描いた映画。
中年男女の裸はあまり目によろしくない。
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