「ボコボコにされてからが勝負!」荒野の用心棒 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
ボコボコにされてからが勝負!
大変な目にあってから、手負いの虎?熊?のように怪我を治し体を休め一人リハビリをして準備万端!
冒頭は、日本の時代劇だったら(黒澤明の「用心棒」見てません・・・)こんなキャラクターでこんな衣装でこんなセットでこんな脚かな~と思い浮かべながら見たので二倍に二重に楽しめました。それから(私も)少し眠って休憩をとって後半戦に向かいました。クール!口数少なく言われたことはちゃんと覚えているイーストウッド、撃たれても撃たれても立ち上がる!仕掛けはあってもびっくり!
カメラが素晴らしかった。暑さの中ふらふらする側からの視界ってこんな感じだろうというのがリアルだった。モリコーネの音楽にはイタリアのカンツォーネが基にあるんだろうなあと思いながら聞きました。棺桶おじさんが、倒れた沢山の死体の身長を紐でひたすら計って満足げに仕事していた風景は笑えた。誰が棺桶代金払ってくれるのかなあ?
この映画と全然関係ない「続・荒野の用心棒」でも棺桶が重要な役目を担っていた。フランコ・ネロがずるずる引きずる棺桶。その意味も役割も異なりネロ=ジャンゴもかっこいい!
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