「黒澤明の用心棒と比べると・・・」荒野の用心棒 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
黒澤明の用心棒と比べると・・・
2024年劇場鑑賞66本目。
パンフレットないかもと思いましたが三作まとめてあったので良かったです。
西部劇は好きなのですが自分からこれ観ようと思って見ないので結構名作でも観てないのはたくさんあり、今回のドル箱三部作はどれも多分未見なので鑑賞することに。
用心棒のリメイクではなくオマージュということで、完全に一緒というわけではないし、なんなら東宝から訴訟されてるのでやっぱり黒澤明の用心棒に比べると主人公の立ち回りの雑なところや、動機もあやふやなところがあります。三船の侍には正義を感じられたのですが、この主人公は金なのか?と思う所もありました。多分酒場の親父いなかったら殺されてた人いそうだし、酒場の親父が主人公かばってるのに感謝してなさそうな感じだし・・・。
後西部劇特有のお腹撃たれて即死の雑な当たり判定と侍の達人具合を比べるとカタルシスが違うなぁというのはあります。
それでもエンリオ・モリコーネのあの曲は家に帰っても口笛吹いちゃいますね。
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