「人任せにするな、自分のケツは自分で拭け。」荒野のストレンジャー 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
人任せにするな、自分のケツは自分で拭け。
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nhkbsプレミアムシネマを連ドラ予約してるので、西部劇はよく観るが、
本作は毛並みが違っていた。見知らぬ者が、街を守るのはよくあるが、
ここに登場する街の住人は、採掘会社からの旨味を吸いながら、
それを告発しようとした保安官を闇に葬り、そのため刑務所に入った罪人たちの
復習に備えるため、用心棒を雇う。
用心棒クリントイーストウッドは街をぐちゃぐちゃにしながら、罪人たちを殺す。
ラストシーンでは、その正体は街に殺されたとも言えるダンカン保安官の
亡霊であることも仄めかす。
他力本願に対する強烈な皮肉なのか。
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