荒野の七人のレビュー・感想・評価
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We always lose. 意外と面白かった「七人の侍」のリメイク
本家「七人の侍」がキャラクターの造形が深かったのに対して、エンターテイメントに思いっきり舵を切っているアメリカ版リメイクです。時間が短くなっている分仕方ないですが、でも、これはこれで面白かったですね。きっと作った人は本家が大好きだったのでしょう。
農民が裏切る設定はいかにもアメリカっぽくリアルでした。逆に落とし前付けに行く所はアメリカ人っぽくないかも?
当時の俳優さんは正直誰も知らないですが、その分、誰が犠牲になるか読めなくて楽しめました。半世紀前の作品でも意外と面白い一作でした。
選択と覚悟。
西部劇って面白いじゃないか!
この映画を初めて観たのは小5の時、初めての西部劇映画だった。それまでは西部劇を馬鹿にしていた俺、しかし仲間を7人集める所から徐々に面白く感じ、ジェームズコバーンのナイフシーンになると完全に、集中していた。
全員かっこいいじゃないか!
ユルブリンナー、スティーブマックイーン、ジェームズコバーン、チャールズブロンソン、ロバートボーン
村を悪人から守ろうとするなんて、かっこいいを超えている。
最後の死闘には興奮。特にブロンソンの子供をかばって死ぬシーンには感動した。
この映画は「七人の侍」のリメイクだとして有名だが、始めは無許可だったらしい。
虚しい
敵がかわいそうだった
敵の山賊みたいな連中が、主人公たちに武器を渡して解放されたせいで逆襲にあってしまって、お人よしな感じが可哀想だった。略奪などして悪い連中なのだが、そんな憎めないところもあった。
スティーブ・マックィーンかっこよかった。
豪華な俳優陣は嬉しいです
一番好きな西部劇
総合85点 ( ストーリー:85点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
今まで見た中で最も良い西部劇。『7人の侍』のことなど知らない子供のころに観たのが最初だった。
指導力を発揮し義に厚いユル・ブリナーが恰好よかったし、子供の面倒をみるブロンソンとナイフ投げのコバーンも印象に残った。最後の「アディオス」を言って別れていく場面は寂しさがありつつも一緒に戦った仲間の幸せを願う気持ちも現れていて余韻が残り、美しく締めくくってくれていた。
この結末は、村との繋がりが切れて死人を残して去っていく荒涼感が強い『7人の侍』よりも個人的には好き。最初の戦いで多数を相手にして無傷であっさりと勝ってしまうのは変だったりするが、全体としての物語の流れは気に入っている。
面白い!カッコいい!
オリジナル「七人の侍」が持つ日本らしいしっとりした空気を、メキシコの熱く乾いた世界に見事に置き換えたものだと感心します。面白い!カッコいい!
ジョン・スタージェス監督、1960年作品です。
クリス(ユル・ブリンナー)とヴィン(スティーブ・マックィーン)が出会う棺桶事件から、もうワクワクでした。カッコいい。音楽使いが素晴らしいです。
昔、何回か観たことあるんだけれど、TV用の編集版だったのかな。観た記憶の無いシーンが幾つか。
オライリー(チャールズ・ブロンソン)やリー(ロバート・ボーン)の生き様に、より深みを感じられ、面白かったです。
ガンマンだとか用心棒だとかは、どっちにつくかは彼らなりのルールや信条次第。個性的なガンマン達の中で、ナイフ使いのブリット(ジェームズ・コバーン)は独特で印象的でした。
賊の親分カルヴェラ(イーライ・ウォーラック)も、敵ながらチャーミングでした。
七人のガンマン
黒澤明の傑作「七人の侍」を西部劇としてリメイクした1960年の作品。
元々「七人の侍」自体、日本の時代劇に西部劇の面白さを取り入れた作品なので、何の違和感も無く西部劇にシフトしている。
ストーリーは分かり切っているものの、「七人の侍」より7人のアウトローとしての姿が強調され、金や名誉の為ではなく人の為に命を懸ける男たちに惚れ惚れ。
ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン…渋く男臭い面々には鼻血が出そう(笑)
ジョン・スタージェスの演出は快調、エルマー・バーンスタインの勇ましいテーマ曲も爽快。
傑作の誉れ高いオリジナルにも引けを取らない面白さたっぷりの快作!
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