恋に落ちたら…のレビュー・感想・評価
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通常取扱い
トマトで支持率80%近いので期待したものの、普通の犯罪コメディでした。
確かに芸達者な役者が揃ってはいますが、うまく演出すれば痛快な脚本に沿って、無難に話が展開します。裏返せば「小気味良くない、テンポがイマイチ」ということです。
暇つぶしにはいいですが、敢えて観るほどの価値はありません。
2024/1/21 20:39
通常取扱い
トマトで支持率80%近いので期待したものの、普通の犯罪コメディでした。
確かに芸達者な役者が揃ってはいますが、うまく演出すれば痛快な脚本に沿って、無難に話が展開します。裏返せば「小気味良くない、テンポがイマイチ」ということです。
暇つぶしにはいいですが、敢えて観るほどの価値はありません。
思ったほどでは
好きな役者ばかり出てたから観たが、
見所はベッドシーンだけだった😅
アレ❓キミ、
ベッドシーン嫌いじゃなかったか❓
ユマサーマンがキレイなので😍
いや、今もおキレイですが💦
事件解決してないぞー
警察仕事しろよー🤣
少年漫画のよう
子供であろうと大人であろうと、正しい事をするのは勇気がいる。席を譲ることすら逡巡してしまう。
勇気を格好良く見せる映画はたくさんあるが真似できそうにない。しかしこの映画のロバート・デ・ニーロはヒーローではない。情けない顔をずっとしている。
そんな彼もいいが、ビル・マーレイがとても印象的。ロバート・デ・ニーロと友人になろうとするが、友情の表し方を知らないとても不器用な姿が何とももどかしい。
ストーリーも余計な回り道をすることなく、単純明快。登場人物も皆とても魅力的。
夢の様な出来事
ロバートデニーロ扮する刑事,ウェインドビーは、マッドドッグと呼ばれていて殺人事件の一報が入り現場に向かった。たまたま入った店でも殺人が行われていてげんなりした。バーで見知らぬ男からのクラブ招待状がウェインに渡された。突然ウェインにコーヒーをこぼしたユマサーマン扮する女性バーテンダーグローリーがやって来て1週間置いてくれと言った。
こんな美人が自宅へ来てからんできたらいくら刑事でもたまらんね。男性にとっては夢の様な出来事だな。
まるでトムとジェリー
主役がデニーロさんだから、ヒットしたクリスマス・ロマンス「恋に落ちて(1984)」をもじった邦題を付けたのでしょう。ただ、ドラマ性とロマンティックさでは「恋に落ちて」には遠く及びません。
ユマ・サーマンは翌年のタランティーノ監督の「パルプフィクション(1994)」でもマフィアの情婦役で好演(アカデミー助演女優賞ノミネート)でしたね。
いかにもロマンス映画の様ですがむしろ刑事とマフィアの奇妙な友情の方が興味深い、マフィア役がビル・マーレイさんということもあり、まるでトムとジェリーを思わせるコメディ映画の趣でした。
うーーむ。。
ロバート・デ・ニーロには、やはり「 イケおじ 」が似合う。「 イケおじ 」であって欲しい!
若くキュートなユマ・サーマンのスラリとした身体が美しい。ラブシーンが結構リアルで、オチがあるのかとマジマジと観ていました(笑)
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
ロバート・デ・ニーロに憧れちゃいます❣
好きな外国男優でジャン・ギャバン、ジャン=ポール・ベルモンド、ポール・ニューマンと多々あれど、存命中で好きなのはロバート・デ・ニーロ。彼が刑事役で恋を成就するハードボイルド風ラブコメ。ユマ・サーマンも魅力的な女性でした。ロバート・デ・ニーロに憧れちゃいます❣
Just a Gigolo/ I Ain't Get Nobody
1992年製作のラブ&クライムコメディ。大人のおとぎ話ですが、まずまず好きなジャンル。
当時、22歳のユマ・サーマンと50歳のロバートデニーロ。
警察の鑑識係の小心者の刑事とギャングで金貸しで、もうひとつの顔はスタンダップコメディアンのフランク・マイロ(ビル・マーレー)のイロの物語。すべてはフランクの意図した筋書き通りに進むが、最後は・・・
自分の店 Comic-Cazie Club で漫談を披露するフランクに自虐的ネタを指南するウェイン。
ジョーカーでロバートデニーロが演じたお笑い番組の名司会者の名前、マレー・フランクリンってフランク役のビル・マーレーからとったかも。
ギャングの親分も孤独で友達が欲しかったんだよね。
相棒のマイク(ディビット・カルーソ)と緊急出動の支度中のトイレでウェイン(マッドドッグ)が俺の望みが分かるかと聞くと、マイクは「16人のウエスタの処女」と答える。いい歳で独り者のウェインのことをよく理解している相棒のマイク。
そして、Leuis Prima 1956年の Just a Gigolo/ I Ain't Get Nobody.
シング・シング・シングの作曲者で有名な Leuis Prima.
事件現場のバーのミュージックボックスでこの曲をかけて、鑑識の仕事中でもウキウキなウェイン。エンドロールでもかかる主題歌でもあります。
マイクにはすぐわかります。
昨日、ヤったのか?
ヤったんじゃない。愛し合ったんだ。
ベッドの中のデニーロとユマ・サーマン。一緒にイってました。とてもいい演技。
古代ローマのウエスタの処女は30歳超えたら、結婚して聖職を辞めるのも自由で、当時、なかなか人気があったそうです。ユマ・サーマンのようなちょっと変わったうぶなスレンダーガールいいですなぁ~
お幸せに~
名優たちによるオトナのおとぎ話を楽しむ
※2024.7.18 一部修正
ロバート・デ・ニーロ演じる鑑識課の刑事ウェインは、
おとなしく、真面目、仕事一筋。
一言でいえば、
面白くなくて目立たない男。
アダ名は「マッドドッグ(狂犬)」。
なぜ、そんなアダ名がついたか、単なる皮肉か、
見ていてもヒントらしいものはない。
アパートの向かいに住む心優しい女性リー(キャシー・ベイカー)と、
若い刑事マイク(デビッド・カルーソ)くらいしか友だちもいない。
趣味はカメラで、鑑識作業で撮影した死体写真を額縁に入れて部屋に飾っていたり、
かなりの変人で、世捨て人チックな日々を過ごしている。
そんな彼が、ある日偶然、コンビニ強盗に出くわす。
なりゆきで助けた男マイロ(ビル・マーレイ)の正体は、街にのさばる札付きのギャングだった。
マイロは、ウェインを命の恩人だと持ち上げ、接待攻勢をかけ、遊びらしい遊びを知らなかったウェインは、少しずつマイロに惹かれていく。
脇の甘いウェインは、マイロと手下を自分の部屋に入れてしまうが、マイロの部下は、ウェインが撮った死体写真を見て「あいつだ!」みたいなノリで盛り上がっている。
ある日、マイロは、グローリー(ユマ・サーマン)という女性をウェインのアパートに送りこんでくる。
グローリーはマイロが経営するショーパブでバーテンダーをしていて、前夜、ウェインにうっかり(または意図的に?)熱々のコーヒーをぶちまけて火傷を負わせていた。
「治療させて」とやってきた彼女は、マイロが送り込んだ肉弾接待だった。。。
マイロの意図を察したウェインはグローリーを冷たく追い返そうとする。
しかし、グローリーは兄の借金のカタとして働いており、マイロのことを心底恐れていて、
「お願いだから、何もしなくていいから、ここに居させて…」
と哀願するのだった。
渋々、部屋に入れるウェインだったが、そこは悲しい男のサガ。
共に過ごすうちに、グローリーの身の上に同情し、ついには恋に落ちる。
二人が演じるベッドシーンは、オトナならわかるコメディ仕立てになっている。
恋愛経験の少ないウェインは、わかりやすく有頂天になり、
ある殺人現場のレストランでジュークボックスで音楽をかけ、歌い踊りながら鑑識作業をおこなう。
同僚たちは啞然とするが、友人のマイクだけは、ウェインに何が起きたか察してしまう。
※ルイ・プリマが唄う『Just a Gigolo』が主題歌でもある。生真面目なウェインが歌うジゴロの歌が印象的。
マイロは、なんと警察署内にも出入りするようになり、
どんどんウェインとの距離を詰めてくる。
※他の警官たちはマイロの正体知らんの?と思うが
そこはあまり突っ込まないことにする。
狙い通り?グローリーに夢中になったウェインに対して、マイロは、
「そろそろグローリーを返せ」
と迫るが、ウェインは
「返せなくなった。結婚するかも。」
とギャング相手に大真面目に回答する。
当たり前だが、すんなり「そうですか」となるわけはなく。
マイロはウェインに、
「今後、警察の捜査情報を提供してくれるなら、、、」
と取引を持ちかけるが、拒否するウェイン。
マイロとウェインの関係は修復不能となる。
ついに、マイロがグローリーを取り返しにやって来る。
アパートの入口で待っていたウェイン。
マイロに命じられた子分(マイク・スター)がウェインの部屋にグローリーを探しに行くが、
グローリーは部屋におらず、代わりにウェインの友人マイクが待ち構えている。
邪魔な家具を片付けてから、やおら、二人の殴り合いが始まる。。。
※この殴り合いも、ちょっと笑える脚本になっている。
子分がなかなか戻ってこないことで、何が起きているか察したマイロは、ウェインを伴って部屋に行く。
そこには、殴り疲れてボロボロになった二人が座り込んでいた。
自らは何もせず、
結果として友人(マイク)のチカラを頼っているウェインを、マイロは冷たい口調で非難する。
マイロは、
「捜査情報の提供はあきらめた、カネで解決しよう(グローリーを買え)」
と提案し、3日以内に4万ドル用意しろ、とウェインに伝える。
「命の恩人だから、4万ドルはバーゲン価格だ」
と言うことも忘れない。
グローリーに悟られぬよう必死で金策するウェイン。
彼の人柄のおかげか、みな、協力してくれるが必要な額には全然足りない。
ついには、グローリーにまで悟られてしまう。
「わたしは、いくらなの?!」
マイロとの約束期日の朝、
グローリーは出ていってしまう。
それと入れ違うように、
マイロが子分を引き連れやってくる。
場馴れし冷静なマイロと、万策尽き意気消沈のウェイン。
「カネは用意できたのか?」
「いや」
「じゃあ、グローリーは返してもらう」
「それはできない」
「どうせ部屋にもいないんだろうな」
カネを払えないなら、とウェイン本人を拉致しようとするマイロ一味。
その時、ウェインの警察の同僚たちが応援にかけつけ、静かなアパート街の路上に、一触即発の緊張感がみなぎる。
マイロは肩をすくめながら、
「グローリーは生きてられないぞ」
と言い残してその場を去ろうとするが、
ウェインが、突然、意を決し、
マイロに一対一(いちたいいち)の勝負を申し込む。
捜査情報も渡さない、
金も用意できない、
グローリーも返さない、
その上、グローリーをかけて戦えという
マイロに何のメリットもない、ウェインのあきれた申し入れ。
だが、マイロは、泰然と受けて立つことにする。
マイロの子分、ウェインの同僚が見守る中、
白昼のストリートファイトが始まる。
ケンカ慣れしたマイロに、歯が立たないウェイン。
ワンパンチごとにウェインを誹るマイロ。
ボコボコのサンドバッグ状態から、突然、反撃に出る。
子供のころ、
いじめられ、泣かされたやつが
突如として全力反撃に来る、例のやつだ(笑)
これが「狂犬」たる所以だったか。。。
警察の同僚たちの声援を受け、
何かに憑かれたように殴りつけるウェイン。
そのとき、グローリーが二人の前に飛び出してくる。「もうやめて!」
マイロに向かって「私を連れて行って!」と叫ぶ。
ウェイン「だめだ!」
グローリー「これでいいの!」
懐柔も買収も恫喝も暴力も通じない、
あまりに子供じみて、
あまりに純情で一本気なウェインの姿を見て、
アホらしくなったマイロは、
「もういい、好きにしろ!」
と言い捨てて、子分達と去っていく。
ウェインはグローリーも金も仕事(誇り)も
失わずに済んだ。
オトナのおとぎ話。
ロバート・デ・ニーロ、
ビル・マーレイ、
ユマ・サーマン、
デビッド・カルーソ、
マイク・スター、
それぞれの魅力が遺憾なく発揮された
ラブストーリーです。
自ら「マッド・ドッグ」と名乗るウェインだが、銃を撃ったことがない...
自ら「マッド・ドッグ」と名乗るウェインだが、銃を撃ったことがない刑事。見ていてもそれほど臆病者とは感じられないのだが、デ・ニーロならもっと演技できるはずだ。何故だかデ・ニーロ以外、ユマ・サーマン、ビル・マーレイ、マイク・スターの演技力の方が冴えている。
しかし、この「マッド・ドッグ」という意味は、普段の仕事では生かされなくて、とんでもない時に牙をむくということなのかも・・・
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