原子力潜水艦浮上せずのレビュー・感想・評価
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みんな同じ顔に見えたんだよね
レンタルビデオ全盛のころに、『ベン・ハー』『猿の惑星』を見て、チャールトン・ヘストンに魅了され、この映画も見てみました。もともとが、潜水艦を舞台にするという難しい発想の上に、緊張状態が長く続くストーリー展開もあって、起伏のない中だるみというか、途中でだんだん飽きてきて、見終わったころにはぐったり疲れ切っていましたね。
『Uボート』なんかでもそうですが、潜水艦を舞台にしたものって、場面展開の難しさや、神の視点(現実のカメラワークでは、水中で撮影できないため)で見る構図になるために現実味がない。などの問題があって、どの作品でもうまくいったためしがない気がします。
さらには、世界情勢に疎い状態で、登場人物も外人ばっかりで(笑)のめり込んで見ても半分も理解できなかったりして。当時は冗談抜きで、そんな状態だったんですよね。今は、逆に日本人の若い人がみんな同じ顔に見えますが。
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主軸は救助側
霧の中浮上していた米国海軍原子力潜水艦ネプチューンと、レーダーが故障した貨物船が衝突。船尾にダメージを受けたネプチューンは沈み、1400フィート下の海棚に引っ掛かる。艦長以下生存者には、36時間分の猶予しかない。DSRV(深海救援艇)とゲイツ大佐の新型潜水艇が救助に向かう。
酸素と水圧という定番の緊張感はもちろんですが、他の作品に比べると救助側に主軸があるのが特徴。確かに作中の救助ハッチの問題も起こりえると思いました。ラストは、米海軍のDSRVの宣伝。
スーパーマン直前の、クリストファーリーブが出演しています。
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