軍用列車のレビュー・感想・評価
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残念な映画だった 何も収穫がなかった
つまらない
がっかりだ
原作と脚本はアリステア・マクリーン
あの冒険小説の大家
推理小説ならばアガサ・クリスティにも相当する人
ナバロンの要塞の原作者だ
主演はチャールズ・ブロンソン
これで期待しない訳がない
時は19世紀後半、場所はネバダ州の山の中
つまり西部劇の世界
疫病が発生した砦に軍用列車が大量の医薬品と交代の兵隊を乗せて山中の小さな駅に給水の為に停車するところからお話が始まる
お話の展開は、なるほどアリステア・マクリーンらしい筋運びだ
しかし名小説家が名脚本家ではない見本になってしまった
同じく脚本も担当した「荒鷲の要塞」は傑作だったのにどうしたことなのだろう
映画としてつまらないのだ
雪中を走る蒸気機関車、深い谷間の細い木造の鉄道橋
それなりに金は掛けてある
主演はブロンソンだ
アクションシーンもある
決めセリフも言うことは言う
女優もそれなりに美人を配してある
なのに全くつまらない
映画としての盛り上げ方がなってないのだ
残念な映画だった
何も収穫がなかった
ブレイクハートというのは峠の名前
まずは医者が殺されたみたいだ。そして、陸橋の下に死体が・・・次は兵士たちの乗った車両3両が崖から転落・・・色々と調べていると、コックと列車の屋根の上で格闘。なんだかアガサ・クリスティーの映画かと思えてくる。
実はディーキンは秘密諜報員だった!という展開。そこからは西部劇ならではの活劇。しかし、娘も中にいるのに線路を爆破しようとするなんて、どうなってるんだ・・・
最後はあっさりとしすぎ
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
設定の時代と場所から考えて派手な撃ちあいの西部劇かと思ったが、軍用列車の中で起きる事件とその裏の陰謀を描いた話だった。最後に撃ちあいもあるものの、それは作品の要ではなく、列車の中での出来事を中心に話を展開していく。単純な利権や縄張り争いではない複雑な設定が面白い。
最初はどうやって殺人を次々に誰にもばれることなく成功させていったのだろうかと思った。また殺人と不可解な事件が起きているのに、犯人捜しをすることも対策をとることもお互いに疑心暗鬼になってもめることもない。不自然なことが多いなと思っていたが、これほどたくさんの人が絡んだ大規模な計画だったとは思わなかったし、みんなが共犯だったのならばその不自然さも納得した。
だが戦いの場面になると、簡単にダイナマイトがうまく機能して原住民の兵士を吹き飛ばしたり砦の味方がかけつけたりと、あまりに主人公側の計画通りに物事が進んでしまいあっけない。敵ばかり倒れていくのも都合が良すぎる。さんざん悪いことを企んでいた悪人たちだけど、列車が止まってからの流れはあっさりと片づけられすぎた印象。
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