黒い絨毯のレビュー・感想・評価
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黒い絨毯
子供の頃、TVの洋画劇場でよく放映されており、あまりの面白さに何度観たか分からない映画だ。当時としては珍しい昆虫パニック映画の傑作である。その後も輸入版VHSや国内版DVDを購入して観たりと、幼少の頃に観て強烈な影響を受けた映画には一生嵌り続けていくことになる。
映画の前半は、南米アマゾン河上流域でプランテーションを営む農園主クリストファー・レニンジェン(チャールトン・ヘストン)と結婚する為に現地を訪れた婚約者のアメリカ人女性ジョアンナ(エリナー・パーカー)の視点から見た南米アマゾンの風景、奇妙な風習、これまで実際に会ったことも無かった婚約者であり、頑固者でサディスティックな性格のレニンジェンとの確執が描かれるかなり古典的なメロドラマである。同時期にパラマウントでエリザベス・テイラー、ピーター・フィンチが主演し、ウィリアム・ディターレが監督したセイロン(現在のスリランカ)の農園を舞台にした象の大群が暴れるスペクタクル映画「巨象の道 Elephant Walk ('54)」にかなり似たスタイルの作品である。
映画の後半は、数百年に一度大移動するマラブンタと呼ばれる軍隊蟻が、この映画の邦題である"黒い絨毯"となって、通り過ぎる大地の動植物をすべて食い殺して、"裸のジャングル(The Naked Jungle)"にしてしまうというパニックスペクタクルに変貌する。
1954年に製作された映画であり、実際の蟻に加えて、アニメーションで描かれた蟻の大群、マット絵合成、ミニチュアセット等を駆使した特撮による強烈なイメージの連続で、製作ジョージ・パル、監督バイロン・ハスキン、特殊効果ジョン・P・フルトン、撮影アーネスト・ラズロ、第二班撮影ロイヤル・グリグス等豪華なスタッフ陣の面目躍如といったところで、今観てもまったく古さを感じさせないスペクタクル映画に仕上がっている。火では阻止出来ず、最後はダイナマイトでダムを破壊して人工的な洪水を起こし、水の力で蟻を一掃する迫力あるクライマックスにはただただ圧倒される。
マラブンタ🐜
このタイトルはアマゾン奥地に生息し、恐るべき大群で全てのものを喰らい尽くす実在のアリ "マラブンタ" のことでございます🐜狙われるのはアマゾン河上流で一大農園を築いている男チャールトン・ヘストン。実は手紙だけでヘストンの元へ嫁いできた妻エレノア・パーカーとぎこちない新婚生活中。そこへ突如襲いくる大自然の脅威である、画面を埋めつくす蟻、蟻、蟻🐜ただの蟻んこがこんなに怖いなんて🐜そう言えば「クリスタルスカルの王国」の軍隊蟻も怖かったなぁ🐜ラスト、ヘストンは妻や使用人たちを救うため、水門を爆破🐜スペクタクルな洪水で農場ごとマラブンタを全滅させる🐜全てを失ったヘストンには、心を通じ合った妻の真実の愛が🐜モンスター・パニックとしてだけでなく、夫婦のラブ・ストーリーとしても良く出来てます🐜
戦記物+恋愛だと思う
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