劇場公開日 2011年6月18日

  • 予告編を見る

黒い神と白い悪魔のレビュー・感想・評価

全1件を表示

4.0"サタナイス"

2023年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

寝られる

アントニオ・ダス・モルテスが登場する度に流れるテーマ曲がカッコいい、ナレーションで語る代わりに歌で物語を表現する手法が古いようで斬新に感じる、場面ごとに長尺で台詞の少ない演出が多く退屈になりながらも、映し出される映像が絵画のようでいちいち格好良くて魅了されてしまう、権力と戦う弱者である民衆が陥る洗脳としか思えない神の存在、正しいのは何方であるのか判断出来ない、単純に思える物語がありながら登場人物の放つ言葉で徐々に難解さが際立つ、グラウベル・ローシャの作品は『狂乱の大地』しか観たことはなかったが空撮が好きな監督だなぁ、と、主人公であるマニュエルの薄情すぎる行動だけは最後までブレることはなく、ラストにローザを置き去りにする場面は難しく観ていながらも笑ってしまった!?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
万年 東一