グレムリンのレビュー・感想・評価
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人間の死体はでない!
毎年、クリスマスシーズンにテレビ放送して欲しい作品です
1984年、米国では6月、日本では12月に公開されました
クリスマスに観るオススメの映画といえば?
古くは1947年の「三十四丁目の奇跡」、1938年の「クリスマスキャロル」、1946年の「素晴らしき哉、人生!」
この3本は永遠の定番で、アメリカではシーズンになると必ずテレビで毎年放送するそうです
なのでアメリカ人なら誰でも幼少の頃から何度も繰り返し見てきているので、普通の会話の中で劇中の台詞を説明抜きで入れてきたりするそうです
日本では、1990年の「ホームアローン」がそんな感じになっていますね
そんななかで2022年のクリスマス前にテレビ放送されたのが本作「グレムリン」です
チャイナ・タウンでクリスマスプレゼントを探していたらというのがお話の始まりですからクリスマスにピッタリの映画です
なのになんか最近忘れさられたみたいになっていましたから、この放送はとってもナイスでした!
いつもは字幕派なんですが、本作は吹き替えの方が楽しめる気がします
グレムリンとは本来は小鬼のこと
帝都物語風にいうと式神です
1981年の「トワイライトゾーン/超次元の体験」の第4話「2万フィートの戦慄」に登場する空中で飛行機を破壊し始める小鬼が本来のイメージです
ただし本作の監督ジョー・ダンテはその作品の第3話 「こどもの世界」の担当監督でしたので第4話ではありません
さてグレムリン、ギスモ、ファービー
こんがらがっちゃってる人も多いのではないでしょうか?
本作のグレムリンは小鬼じゃなくて
本当の名前はモグアイ
それに飼い主の父親がつけた名前がギスモです
とってもかわいいのですが、育て方の三つの約束を破ると大変!グレムリンになってしまう!といいうことです
大きさはバスケットボールより少し小さいくらい
フクロウのように手足が見当たらなくて大きい耳のあるぬいぐるみたいな普段の姿形です
この姿形、ファービー人形とそっくり!
知っている人は今じゃ少ないかも?
触れたりするとグレムリンみたいに片言を話す人形です
世界的な大ブームになりました
偽物が出回ったりして大騒ぎでした
でもそれは1998年の発売なので、本作の方が15年も先です
だからグレムリンの方が元祖です!
当然ジョー・ダンテ監督から指摘が入ります
でもなぜか裁判にはならず、翌年の1999年に正式にギズモをモデルとしたファービーの特別版「インタラクティブ ギズモ」が発売されました
まあ水面下で示談したんでしょうね
あと、1997年の「モスラ2 海底の大決戦」に登場するゴーゴもそっくりです
こちらはファービー人形発売前の公開ですから、これは本作からの由来であると思います
クリスマスに家族や恋人と観るのにピッタリの映画です
とっても幸せな気持ちでクリスマスをすごせました
毎年、クリスマスシーズンにテレビ放送して欲しい作品です
何も考えずに笑える
深く考えなければ楽しめる
3つの約束を守りましょう
ダンテ監督作品
脚本は、クリス・コロンバス
製作総指揮が、スピルバーグ
クリスマス時期には
あのジェリー・ゴールドスミスの
名曲が、甦るのでした。
チャイナタウンの骨董品店で
可愛い生き物を見つけた
発明家のランダルは
息子へのプレゼントにしたいから
譲ってくれと頼むが
売り物ではないと店主に断られる
その孫の少年から
本当は、店が困っていると聞き
店主に内緒で買って帰る事に・・
少年と交わした
3つの約束(掟)を守る事ができず
大騒動になる・・・。
最初に登場する
モグワイこと、「ギズモ」が
可愛いくて 胸キュンになります。
でも、3つの掟を破る毎に
分裂してゆくモグワイが
悪戯好きなグレムリンに変身
ものすごい数のグレムリンで
街は、パニック状態に。
SFXで表現されたグレムリンが
凶悪すぎるのもびっくりで
映画館で映画観ている
凶悪グレムリン達が起こす
マナー違反シーンには絶句。
ビリー(ザック・ギャリガン)の
ガールフレンドケイト役の
フィービー・ケイツが可愛い
懐かしい作品です。
続編もありましたね。
そういえば、うちにも、
ギズモのぬいぐるみがいますよ(笑)
子供の頃に見た記憶では、 かわいらしいキャラクターのギズモとはうら...
パペットホラーの決定版‼️
テーマ曲
学生の頃、年末のスポットのバイトをした。その店内では、BGMが1日中流れていた。1枚のCDしかないのか、同じ順番でずーっとぐるぐる回っている。たぶん映画のサントラ集なんだけど、その中で耳についたのがグレムリンのテーマ。思わず弾んでしまうような軽快なメロディ、ヒゲダンスの振りでステップ踏みたくなる。ちょっと遊園地っぽくもある。あまりにも耳なじむので「あ、またここに戻ったな」と、だいたいの時間を計る目安になってしまった。でも、映画は見てなかったんだけど。
昔のえにしも捨之介、ついに見た。童話みたいな映画だった。そして手作り感。かわいいモグワイ、悪い顔のグレムリン、毛玉。人形いっぱい作ったねー。グレムリンの集団が酒を飲んで騒いでる姿は、すごい皮肉がこもってるな。朝の光にあたって消えていくのって、なんかドラキュラみたい。
特筆したい点、その1、チャイナタウンがどうも日本的。その2、ママがめっちゃ強い(ミキサー、レンジ…グロい)。その3、ディーグル夫人はちょっと気の毒。確かに優しくないけど、殺さなくても…。
NHK BSプレミアムにて鑑賞。
自然の摂理を踏み躙るな!
クリスマスのとある街を舞台に繰り広げられるスピルバーグが総指揮を務めるSFファンタジー。
主人公の青年ビリーの父親は発明家。
そんな父が自分の発明品を売るために立ち寄ったとあるチャイナタウンの骨董品屋できれいな歌声を奏でる謎の小動物「モグワイ」に興味を示す。
ただ、その「モグワイ」には、(後々明らかになっていくのだが、)水を与えるとその量に応じて増殖したり、さらには夜中の12時過ぎにエサを与えると「グレムリン」という悪魔に化けてしまうという危険な習性がある。
そんな習性を熟知している店主は飼うことは並大抵ではないと売ることを拒否する。
しかし、それを見ていた店主の孫がお金のために店主に無断で主人公の父に譲ってしまう。
その後、父からビリーへとプレゼントされた「モグワイ」は"ギズモ''と名付けられ、ビリーはたいそう可愛がる。
しかし、そんな飼い主とペットとの微笑ましいやり取りが続く状況は一変。不意なミスからギズモに水がかかってしまい繁殖。悪賢い「モグワイ」たちが生まれる。しまいには、その悪いモグワイ一派が己の欲を満たすため夜中にエサを貪り、「グレムリン」へと変貌。そして、ビリーの部屋から逃げ出し、家中街中で大暴れ。最終的にグレムリンは大量増殖し、クリスマスの夜の街はさまざまな人を巻き込み、大混乱となる。
果たしてビリーとギズモはこの難局にどう立ち向かうのか!
この作品の公開当時1980年代初頭のアメリカは双子の赤字に喘いでいた時代だ。
劇中の登場人物たちが調子の悪くなった家電や車に対して時折「これだから外国製は!」と吐き捨てる様からなんとなく、ミクロな目線で当時の世相や情勢を捉えられなくもない。的はずれかもしれないが、なんとも婉曲な表現だ。
したがって、これはただのドタバタSFファンタジーにとどまるものではない。
われわれ人類に対する注意喚起然としたメッセージが込められている。時に皮肉り、時にダイレクトに。
それは人々の日々の生活はもとより、その国の経済や外交、地球全体の環境など多岐に渡るだろう。
そんな日本映画『ゴジラ』を彷彿とさせる本作にはスケールこそ小さいもののハラハラとした事件の中に教訓めいたものを感じてやまない。
それは繊細さに欠けると思われがちなアメリカが作ったものだとしも。
ともあれ、そんなあれこれ考えずとも、ボーっと楽しむのが映画だ。グレムリンというインパクトの強さは頭ではなく、心のどこかに必ず宿る。
そこにSFの面白さがあり、引力を感じるのだ。
もし、愛用している車やらPCやらが壊れたら、
アメリカ人相手に「グレムリンの仕業ですかね?」とジョークをかましたい。そんな後世に伝えたい愛すべき作品だ。
お父さんの発明品、なんにも活躍しないんかい。 ずっとアウアウ言って...
高校のクラスメイトに「グレムリン」というあだ名の子がいたなー。 か...
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