劇場公開日 1995年10月10日

クリムゾン・タイドのレビュー・感想・評価

全43件中、21~40件目を表示

4.0核発射を巡る艦長と副官の争い

2020年10月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ロシアで内紛が勃発している頃、デンゼルワシントン扮するロンハンター少佐は、ジーンハックマン扮する実戦経験豊富なアラバマ艦長ラムジー大佐に副長としての面接を受け採用された。SLBMを搭載したアラバマが出航した。ロシアでミサイルに燃料を注入する事が分かったらアラバマからもSLBMを発射する準備を行った。艦長は犬を連れて乗り込んでいた。SLBMの発射コードも確認され、ロシアの原子力潜水艦も近くにいて緊張感が高まった。しかし、深すぎて通信が受信出来なかった。敵艦が魚雷を発射したがかろうじて避けた。通信が受けられず、艦長は先制攻撃だと言ったが、ハンターは意見を違えて同意出来ず、艦長を解任した。果たしてアラバマはどうなる? 狭い潜水艦の中で、核を発射する権限が艦長にあったため非常な緊張感が走った。ジーンハックマンとデンゼルワシントン迫真の演技だったね。

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重

5.0文句無しの傑作! 潜水艦ものに外れ無しと良くいわれますが、本作は本物の傑作です

2020年9月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

重層化したテーマがミルフィーユのように幾重にも積み重ねられており見応え十分

艦長の指揮権剥奪はあの名作のケイン号の反乱をベースにしています

艦長を白人、副長を黒人、艦名は南部の人種差別の強いアラバマに設定して、人種対立の緊張感を重奏音にしています
白馬が黒毛で産まれてくる話は際どい
電気棒を尻に突っ込めば言うことを何でもきくと白人の艦長がニヤリと笑って黒人の副長を侮辱する台詞まであってヒヤヒヤします

しかし人種対立はあくまで水面下です
黒人でも艦長につく部下もいれば、白人でも副長につく部下もいます

メインはトップとナンバー2の在り方です
叩き上げとエリートの対立、ベテランと若手の対立でもあります
それをジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンという分かり易い配役で表現されています

本作は潜水艦ものですから冒頭と終盤を除けば、密閉された狭い戦略原潜艦内の密室劇です

地方の小さな支店、営業所とかでナンバー2の役職として働いたことのある人もいると思います
そこはまるで本作の潜水艦のようなものです
本社からは遠く離れ、支店長なり営業所長なりが君臨して全ての判断を下すところです
そんなところでもトラブルは起こります
それもよりによってというタイミングに
そしてそのトラブル対応中でいっぱいいっぱいの時に、さらに大きな別のトラブルが起こるものです

ナンバー2あるあるのオンパレードのシーンがてんこ盛りで、辛かったその頃にフラッシュバックして胃が痛くなりました

そしてまた、支店長や営業所長だって、その判断が正しいのか自問自答しながら、孤独に自分なりの判断を下しているのです

戦略原潜での核戦争一歩手前という、人類の存亡がかかっている物語でありながら、ごく普通の人間や、どこにでもある会社の物語としても共感を持つことができる、普遍的なテーマに通ずるようになっている脚本が秀逸な出来映えです

軍事オタクの目で観てても、白けてしまうようなおかしな部分は皆無で、その面でも大満足
特撮のレベルも高く、潜水艦の巨大さ重々しさ、深海の暗く重い海水の圧力の表現も見事でした
潜水艦のセットも実物感が素晴らしい
その内部を照らす巧みな色彩の照明、緊張感を盛り上げるハンス・ジマーの音楽
どれもこれも圧倒的な出来映え

ハリウッドの底力恐るべしと思いました

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あき240

3.0大暴走の後

2020年8月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

あわや核戦争。大暴走の艦長は人でなしの暴君と思いきや、意外な結末。
悪くない。

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おのもん

3.0レーナード・スキナード

2020年5月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

3.5何度見ても面白いなぁ(刷り込み?w)

2020年1月15日
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鑑賞方法:TV地上波

楽しい

興奮

知的

テレビで放映してると思わず見てしまう作品。
どちらも正しく、どちらも間違っている…かもしれない。
という図式は自分自身の経験に置き換えられる様な気がする。
だから、燃えるんだよなあ…自分は職場ではジマーなのか?ハンターなのか?

タランティーノが脚本に関わってるってホントなのかは素人の自分には検証しようがないのだけど、物語の盛り上がり方を見るとさもありあんとも思える。
ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンがとにかくカッコいい。
叩き上げのベテランVSインテリの若手っていうのは王道だよなぁ…

王道、という言葉はとかく便利で、自分自身多用してしまうのだが、
道を知ってれば誰でも通れるわけではないという気がする。
なにしろ王サマの道だからね(笑)

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zerumina

3.5力ある人間の暴走の恐ろしさ

2019年8月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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かつ

5.0潜水艦アラバマ

2019年6月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

ロシアで反政府組織による反乱が起き、核兵器の発射コードを握られてしまう。
アメリカ政府は空母や原潜を出動させ、万が一に備える。
カムチャッカ沖に配備された原潜アラバマに、核ミサイル発射の指示がある。
しかし、直後に別の指示があったのだが、通信設備の故障で意味不明となっていた。
艦長(ジーン・ハックマン)はミサイル発射すべき、副艦長(デンゼル・ワシントン)はもう一度確認してから、と意見が対立する。
潜水艦モノの面白さに加え、人類滅亡の鍵を渡された人たちの苦悩がよく描かれている。

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いやよセブン

3.0緊迫感と対立展開の見応え

2019年6月7日
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中盤までは状況説明のような感じなので少し退屈に思ってしまいましたが、中盤から緊迫感が出てきて引き込まれました。ハンスジマーの聖歌のようなBGMも印象的でした。

潜水艦ならではの閉塞感と緊迫感が良かったですね。艦長と副艦長の意見の相違による展開も見応えがありました。艦長は嫌な感じの描写もありますが、判断が一概に間違いとは言えないところも興味深いです。

艦長役はジーンハックマン。経験豊富で堂々とした姿や、少し嫌味な感じなんかも様になってましたね。様になりすぎていて、役としては好きになれませんでしたが。

副艦長のデンゼルワシントンは冷静で知的なエリートで格好良かったですね。周りをよく見ていて、部下をたしなめた後にもフォローを入れたり、辛い状況を映画になぞらえて奮い立たせたり。個人的には理想の上司でした。

いつもと雰囲気が違うのですぐには気づきませんでしたがウェップス役はヴィゴモーテンセン。結構重要な役どころでした。最後の後ろ姿が素晴らしかった。

終盤はひたすらハラハラしながらヴォスラーくんを応援していました。
馬に関する会話も良かったですね。馬の毛色を肌の色の暗喩としているところとか。ラストも爽やか。

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きーとろ

4.5原子力潜水艦の艦長vs副長。モメる。思い出の作品。

2019年4月19日
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原子力潜水艦の艦長vs副長。モメる。思い出の作品。

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映画.jp

3.5潜水艦の緊張感が味わえる良作

2018年8月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

冷戦時代の核戦争の危機を描くストーリー。

核ミサイル発射のプロトコルが学べる良い作品です(今は大統領権限に変わったと最後に説明がありますが)。また海軍(潜水艦)・軍人というものを肌身で感じることが作品です。潜水艦は見つかったら、棺だなと思いました。見ながらハラハラドキドキしまする良い作品です。

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マルコ・ヨドガワ

3.5とてもよかった

2018年8月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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吉泉知彦

3.0ジーン・ハックマンvsデンゼル・ワシントン

2018年2月27日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

核ミサイル発射を巡り、原子力潜水艦内での強硬派と穏健派の対立を描く。
監督はトニー・スコット、製作はジェリー・ブラッカイマーという『トップガン』コンビ。

緊迫感あふれる展開で、後半はハラハラドキドキの連続。秀作だけど、何度も見たいかというと、そーでもない…

まぁ、この作品は、ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンの演技対決が見どころ。
特に後半のデンゼル・ワシントンの迫力十分な演技はさすがです(^^)b

とりあえず、『ヤル気もないのにコンドームはめるやついないだろ!』って言う例えは秀逸(^^)b

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n.yamada

4.0音楽に注目

2017年11月26日
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ストーリーや俳優の演技は他の方がレビューしているので省きますが、ハンス・ジマーによるBGMが絶妙です。
登場人物の心境や状況の変化にさりげなくハマっています。
そこに注目して観るのも面白いと思いました。

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わははふふぅ

4.5冒頭、国家間紛争のニュース。状況がよくのみこめません。アホには無理...

2017年6月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

冒頭、国家間紛争のニュース。状況がよくのみこめません。アホには無理な映画なのか、不安がよぎりました。

ご安心あれ。話としては実に明快!
潜水艦内における艦長vs副艦長の攻防。
これが実に面白い。恐怖をも伴う半端ない緊張感が延々と続きます。

デンゼル・ワシントン、かっこいい。彼が出演するだけで映画が締まります。私の中の黒人俳優No. 1です。対するジーン・ハックマンもさすが名優、一歩もひけをとりません。
エンディングの二人がまたいいんです。
こいつは見ずには死ねない一本認定です。

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はむひろみ

3.5命令に右往左往

2017年5月16日
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everglaze

4.0スリル

2017年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

最後までスクリーンから目が離せず、常に興奮して見れました。デンゼル・ワシントンの演技も良いですし、緊迫した船内の雰囲気も見事に演出されています。トニー・スコット監督の名作ではないでしょうか。

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ジンジャー・ベイカー

5.0最高傑作

2015年7月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

潜水艦ものの映画で最高傑作

艦長と副長の壮絶な権力闘争と規律を巡っての相違する意見のシリアスさは観るものを引き込む

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takaboo

5.0密室の中で…

2014年11月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

ハラハラドキドキしました…

ジーン ハックマンの あの 嫌味な目❓(笑)
嫌味な目を ヤらせたら 一番だと思います、

あの、場面での 決断する、
Top 二人の、心境、ストレスは 計りしれないと 思います、

どちらも、正しい答えを 出し
自分の信念を 貫いた…

「男」…

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may be…