クリムゾン・タイドのレビュー・感想・評価
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何度見ても面白いなぁ(刷り込み?w)
テレビで放映してると思わず見てしまう作品。
どちらも正しく、どちらも間違っている…かもしれない。
という図式は自分自身の経験に置き換えられる様な気がする。
だから、燃えるんだよなあ…自分は職場ではジマーなのか?ハンターなのか?
タランティーノが脚本に関わってるってホントなのかは素人の自分には検証しようがないのだけど、物語の盛り上がり方を見るとさもありあんとも思える。
ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンがとにかくカッコいい。
叩き上げのベテランVSインテリの若手っていうのは王道だよなぁ…
王道、という言葉はとかく便利で、自分自身多用してしまうのだが、
道を知ってれば誰でも通れるわけではないという気がする。
なにしろ王サマの道だからね(笑)
力ある人間の暴走の恐ろしさ
前に、ハンターキラーを見て、潜水艦ものが面白かったので、拝見しました。
ハンターキラーと違って、見えない敵を前に、潜水艦内のメンバーで戦ってしまう展開でしたね。ちょっと違ったテイストでこれはこれでおもしろかった。
ストーリー的には、ラムジー艦長が更迭されて以降、クーデターの連続になった展開は、常に緊迫感があり、息を飲む展開が続いてよかった。ソナー室のセリフの言い方が迫真に迫っててすごく良かったです!
個人的には、終始、ハンター副長に肩入れして見ていたので、この結末はある程度腑に落ちる形でした。ただ、とにかく常に感情的で好戦的なラムジー艦長には嫌悪感しか覚えず、そんな人間が世界を壊滅させるほどのパワーを持っていることが終始恐ろしく思えました。しかも、なんで犬連れてるんだよ 笑
緊迫感と対立展開の見応え
中盤までは状況説明のような感じなので少し退屈に思ってしまいましたが、中盤から緊迫感が出てきて引き込まれました。ハンスジマーの聖歌のようなBGMも印象的でした。
潜水艦ならではの閉塞感と緊迫感が良かったですね。艦長と副艦長の意見の相違による展開も見応えがありました。艦長は嫌な感じの描写もありますが、判断が一概に間違いとは言えないところも興味深いです。
艦長役はジーンハックマン。経験豊富で堂々とした姿や、少し嫌味な感じなんかも様になってましたね。様になりすぎていて、役としては好きになれませんでしたが。
副艦長のデンゼルワシントンは冷静で知的なエリートで格好良かったですね。周りをよく見ていて、部下をたしなめた後にもフォローを入れたり、辛い状況を映画になぞらえて奮い立たせたり。個人的には理想の上司でした。
いつもと雰囲気が違うのですぐには気づきませんでしたがウェップス役はヴィゴモーテンセン。結構重要な役どころでした。最後の後ろ姿が素晴らしかった。
終盤はひたすらハラハラしながらヴォスラーくんを応援していました。
馬に関する会話も良かったですね。馬の毛色を肌の色の暗喩としているところとか。ラストも爽やか。
潜水艦の緊張感が味わえる良作
冷戦時代の核戦争の危機を描くストーリー。
核ミサイル発射のプロトコルが学べる良い作品です(今は大統領権限に変わったと最後に説明がありますが)。また海軍(潜水艦)・軍人というものを肌身で感じることが作品です。潜水艦は見つかったら、棺だなと思いました。見ながらハラハラドキドキしまする良い作品です。
とてもよかった
個人の判断と規則のどちらを採用すべきかが人類の存亡を掛けて争われる。あそこでトランプみたいな大統領だったらあまり何も考えず核を発射していただろうから、今こそ恐ろしい時代に生きている。緊迫した場面が訪れたら一瞬で悪い方向に転がってしまう。
水が入って最前線で頑張っている人から切り捨てられてしまう非情さは現実的なのだろうけど、つらい。デンゼル・ワシントンが相変わらず凛々しかった。
ジーン・ハックマンvsデンゼル・ワシントン
核ミサイル発射を巡り、原子力潜水艦内での強硬派と穏健派の対立を描く。
監督はトニー・スコット、製作はジェリー・ブラッカイマーという『トップガン』コンビ。
緊迫感あふれる展開で、後半はハラハラドキドキの連続。秀作だけど、何度も見たいかというと、そーでもない…
まぁ、この作品は、ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンの演技対決が見どころ。
特に後半のデンゼル・ワシントンの迫力十分な演技はさすがです(^^)b
とりあえず、『ヤル気もないのにコンドームはめるやついないだろ!』って言う例えは秀逸(^^)b
音楽に注目
ストーリーや俳優の演技は他の方がレビューしているので省きますが、ハンス・ジマーによるBGMが絶妙です。
登場人物の心境や状況の変化にさりげなくハマっています。
そこに注目して観るのも面白いと思いました。
冒頭、国家間紛争のニュース。状況がよくのみこめません。アホには無理...
冒頭、国家間紛争のニュース。状況がよくのみこめません。アホには無理な映画なのか、不安がよぎりました。
ご安心あれ。話としては実に明快!
潜水艦内における艦長vs副艦長の攻防。
これが実に面白い。恐怖をも伴う半端ない緊張感が延々と続きます。
デンゼル・ワシントン、かっこいい。彼が出演するだけで映画が締まります。私の中の黒人俳優No. 1です。対するジーン・ハックマンもさすが名優、一歩もひけをとりません。
エンディングの二人がまたいいんです。
こいつは見ずには死ねない一本認定です。
命令に右往左往
通信が遮断された潜水艦内で、ひとつ前の指令通り核ミサイルを発射すべきか、危険を冒して傍受を試み最新の指令を受けるべきか、実地経験豊富な艦長と論理的で冷静な副官との攻防を描いています。
攻撃のタイミングを逸しては祖国に危険が及ぶ可能性があるものの、ひとつ間違えれば核戦争を引き起こしかねないという緊迫感が伝わってきます。
何が一番怖いかって、Gene Hackmanの顔から笑みが消える瞬間(^^;)。ロシアのワルより怖いです。
対してDenzel Washingtonの正義感溢れる透き通るような眼差し。
指揮系統が崩れることは軍隊にとって致命的ですね。
艦内で犬がオシッコとかアリなんでしょうか?!
深く潜るというだけで緊張する潜水艦モノですが、緊迫感では「Uボート」のほうが秀逸かなと思いました。
密室の中で…
ハラハラドキドキしました…
ジーン ハックマンの あの 嫌味な目❓(笑)
嫌味な目を ヤらせたら 一番だと思います、
あの、場面での 決断する、
Top 二人の、心境、ストレスは 計りしれないと 思います、
どちらも、正しい答えを 出し
自分の信念を 貫いた…
「男」…
核戦争の危機を限定された状況で真剣に描く
総合:75点
ストーリー:75
キャスト:75
演出:70
ビジュアル:75
音楽:70
核兵器の使用を巡っての艦長と副長の対立を描いているが、通信が途中で切れて命令がはっきりしていない以上、どちらの言い分にも一理ある。人類の存亡に関わる危機を目の前にして、限定された空間で限られた時間の中、何が正しいかはっきりしない状況で判断を下し命懸けの行動をしなければならないという重圧と緊迫感が楽しめる。野生的なたたき上げのハックマンと、知的で理論派のワシントンという異なる実力派二人の対決が見もの。さらにはロシア潜水艦との戦闘付きである。両人とも軍人として自分の任務に忠実であろうとし、祖国と人類のために忠実であろうとした。
完全な密室での【疑心暗鬼】
なぜかDVDでは低画質なものしか出てなくて
長いこと観たくても観ずに我慢してたけど
ようやくブルーレイで高画質版が出たんで買った
今観ても古さを全く感じさせない完成度で
逆に今作られたかのように現代的なテーマと
映像と音楽と編集と役者の演技が【ハイレベル】
今作られていたらアカデミー賞の作品賞を獲れたと
言い切れるほど素晴らしい密室劇
なぜアカデミー賞の作品賞にノミネートすらされなかったかと
いうと 恐らく ハリウッドがコノ手のジャンルを軽視していた
時代だったのと あのプロデューサーだったからかも・・・
開巻お約束のクレジットで 80年代を象徴するコンビ
【ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー】の文字が出る
女と金とドラッグに溺れて波乱の短い生涯を終えた
色んな意味で映画史に残る名プロデューサーのドン・シンプソンは
やはり最後もドラッグで命を落とした・・・
『トゥルーロマンス』のクライマックスに出てきた映画プロデューサーのモデル
とも言われる彼が まだハリウッドを牛耳っていた頃の作品
という事でオープニングからハリウッドの黒歴史も垣間見える面白さ
超傑作『トゥルーロマンス』同様に
トニー・スコット監督と音楽のハンス・ジマー
脚本のリライトをノークレジットでクエンティン・タランティーノという
究極のハリウッド最強トリオが再集結した傑作
今観ると
デンゼル・ワシントン
ジーン・ハックマン
ジョージ・ズンザ
ヴィゴ・モーテンセン
ジェームズ・ガンドルフィーニ
・・・他多数
とキャストもかなり豪華
同じくトニー・スコット監督の傑作サスペンス『エネミーオブアメリカ』の
サブキャラの【隅から隅まで】豪華キャストな面々に 数こそ
負けるが みんなとても素晴らしい
ジーン・ハックマンがトニー・スコットの象徴である【赤いキャップ】を
常に被っているのも面白い
外界からの連絡が途絶えた潜水艦という
完全な密室で それぞれが疑心暗鬼になり
間違った行動をとる という大筋は
後の『ミスト』等と同じ構造で非常にスリリング
『フォーンブース』の様に狭い空間のみの演技合戦は
舞台作品のように緊張感で溢れていて 脚本も
ラストまで2転3転するので全く目が離せない
タランティーノが脚本のリライトを行ったおかげで
恐らく【映画クイズ】や【『スタートレック』ネタ】が
追加されたと思われるが それがまた効果的
潜水艦の乗組員を【スタートレックのクルー】に見立てて部下を
鼓舞するデンゼル・ワシントンは映画世代には理想の上司
この作品は
現代映画のエキスが濃厚に詰まった映画好きの為の映画
出演俳優の演技力に脱帽しました!!
オスカー俳優のジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンが艦長と副艦長の役で2人は戦闘中に意見の違いで対立するんですがその演技バトルが迫力満点です。
一発魚雷を食らってしまうだけで沈没する潜水艦、その中で働く兵士全員の緊張感が伝わってくるし指揮官の対立でさらに兵士達は窮地に追い込まれ戦闘中で死と隣り合わせの中、極限状態に追い込まれます。この映画の良い所はその緊張感がひしひしと伝わってくる所です。
主演のデンゼル・ワシントン含め出演してる俳優全員の演技が素晴らしかった。
さすがトニー・スコット監督です。
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