クリフハンガーのレビュー・感想・評価
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実は高所恐怖症なスタローン‼️
当時、スタローンは「ダイ・ハード2」を観て思ったのでしょう。あの「ダイ・ハード」の続編をこんなに面白く作れる監督と組んだら、きっとシュワちゃんに勝てるだろうと‼️そして当時あまり作られていなかった山岳アクションに目をつけ、自ら脚本を執筆‼️かくしてスタローンにとって90年代最高のアクション超大作が完成しました‼️標高4000メートルの山中で、1億ドルの現金が入ったトランクを巡って、テロリストたちと繰り広げる壮絶な戦い・・・‼️冒頭のロッククライミング、親友の恋人の転落死(一緒に落ちていくようなカメラワークが秀逸)、飛行機から飛行機へのトランク輸送、続く飛行機墜落、そしてスタローンとテロリストの雪山を舞台にした壮絶な戦い‼️銃撃戦や格闘シーンはもちろん、吊り橋爆破、崖からの決死のダイヴ、氷が張った池での水中アクション、宙吊りヘリでの最後の戦い‼️さすがレニー・ハーリン監督‼️「ダイ・ハード2」で認められたアクション手腕を存分に発揮しています‼️ただアクションはスゴいのですが、映画を細かく観るとツッコミどころ満載‼️さすがスタローン脚本‼️主人公は、親友の恋人を助けられなかったことがトラウマとなり、山を降りようとする。悩んでたり、トラウマに苦しむような描写は一切ナシ‼️テロリストが無計画すぎる‼️飛行機で逃走するはずが、護衛が生きていたため、銃撃され墜落するし、金さえ手に入れば主人公たちを殺すつもりで、どうやって下山するつもりだったのか⁉️ラスト、ヘリで逃げるつもりだったらしいけど、ヘリもたまたま手に入ったわけで、行き当たりバッタリな感じ‼️そして砂漠では金や富よりも水だ!!にあやかって、雪山では金よりも暖だ、みたいな‼️何もあんなに大量の札束を全部燃やさなくても‼️周りに木や葉がたくさんあるわけだし、濡れてるから燃えないかもしれないけど、フツーは穴掘ると思うし、フツーはテロリストとの交渉のために切り札として取っとくんだけどね‼️それに燃やしたことをテロリストに信じてもらえてなかったけど、FBIや警察も信じないと思う‼️まぁ、そういう細かいツッコミは置いといて、アクション映画としてはカナリ楽しめる作品です‼️ヒロインのジャニン・ターナーも可愛くて魅力的‼️この一作で消えちゃったけど‼️かくして、同年公開のシュワちゃんの「ラスト・アクション・ヒーロー」がコケてしまい、「クリフハンガー」は大ヒット‼️見事シュワちゃんに勝利したかに見えたスタローンでしたが、翌年、シュワちゃんが親友ジェームズ・キャメロン監督と組んだ「トゥルー・ライズ」が超特大ヒット‼️またまたシュワちゃんに突き放されてしまったスタローンなのでした‼️
言わずと知れた名作
かつて救助に失敗して山岳救助隊を引退したスタローンが、
緊急でやむなく復帰を決めて雪山に登る。
しかし救助を待っていたのは人殺しも平気な悪い奴らで、
そいつらとの金の奪い合いが始まる。
結局スタローンたち山岳救助隊が勝ち、犯人らは死亡。
金も散逸するが、見事な活躍でハッピーエンド
【どこまで、生身を張った映像なのか分からないが、ロッキー山中での強盗団と山岳救助隊の攻防は見応えがある作品。年代的にノンCGかな。だったら凄いな。】
■現金1億ドルの入った3つのトランクを運ぶ輸送機が国際的犯罪組織に乗っ取られ、吹雪荒れ狂うロッキー山中に墜落してしまう。
組織のボス、エリック・クォーレン(ジョン・リスゴー)は、救難信号でやってきた山岳救助隊員・ゲイブ(シルヴェスター・スタローン)とハルを脅し、雪山のどこかに落ちたトランクを捜させるが。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・冒頭、ハルが恋人の山岳初心者サラをロッキー山脈に連れて来ながら、結局山岳救助隊を呼んで助けてもらおうとするシーン。
ー ヘリへのロープを辿る途中、サラはゲイブが懸命に助けに来るも滑落死。ハルはゲイブに恨みを持つが、その後の展開の中でハルがゲイブを助けるシーン多数ある。ハルも恋人を失いながらも自身の責任を感じていたのだろう。-
・とにかく国際的犯罪組織のボスのエリック・クォーレンや金目当てに集まった連中が残虐過ぎる。序でに長年造幣局で働いていたトラバースも愚かしい。
ー この連中が、次々に仲間同士や山岳救助隊のハルとゲイブにより命を失って行く様は爽快である。正に自業自得である。-
<ロッキー山脈での強盗団と山岳救助隊の攻防は、見応えがある作品である。どこまでCGを使わずに撮ったのかなあ・・。1993年だから、もしかしたらほぼノンCGかなあ。だとしたら、凄いや。>
Just had the most expensive funeral in history. 山岳xアクション
Amazonプライムでたまたま見付けて観賞。個人的に学生時代は部活で山登りをやっていたので山関連の作品は気になる所なのですが・・本作って山の部分は余り重要視されてなかったですね。普通にスタローンxレニー・ハーリンでした。
前半はもうずっとそんなん無理やろってツッコミつつ、途中から「山要素は気にするな」に気持ちを変えて観てました。冒頭の救助シーンは見所あるものの、あの遭難者の人はどうやってあんな所まで登ったんだろうって疑問が浮かびます。
山岳x犯罪者ってプロットは良かったものの、その後の脚本が雑過ぎではないでしょうか?根本的に犯人さんが皆オマヌケ過ぎ!一個目のカバンの時、スタローン登らせといてお金を回収する前に「ガイドは二人もいらないな。殺せ。」って銃撃ち始めるし。軽率じゃないですか?せめてカバン回収してからにしようよ。ほら、雪崩起きるし、お金回収できなかったじゃん!ホントにプロフェッショナルか?犯人の事を解説してたFBIの人は話盛ってたでしょ?
脚本に目を瞑れば山の風景は綺麗でアクションは見所ありました。ただなぁ、山に対する敬意が足りないのではなかろうか?
敵が雑
雪山でスタローンが薄着で落ちそうになったり落ちたりしながら敵と戦う。スタローンは健気に頑張っているのだが、敵がおじいちゃんや女もいるのに雪山をものともしない猛者連中で、あの人たちは何なのだ、普段から山歩きを愛好しているのだろうか。そこに強い温度差を感じた。
スタローンに金を取りに行かせるためにわざわざ薄着にして、足にロープを掛けたりもする。普通にやっても成功には困難を極めそうなものなのに、ハンディキャップを課すことの意味がよく分からなかった。敵の残虐さや無鉄砲さと、スタローンにより負担が掛かっていることを描きたいと言う作者の意図が見えて、ちょっと興ざめした。
金が欲しいならもっと真剣に欲しがれよ、それともただ残虐だったり、純粋に意地悪なだけなのかと思った。その昔、映画館で見た時はもっと素直にハラハラドキドキできたので残念だった。
もしスタローンがこのポテンシャルでSASUKEに出たら成功しそうだった。
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