「よくある安直な青春劇」グリース Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
よくある安直な青春劇
総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
50年代の高校生の派手な青春を描いた音楽劇だが、物語も演出も安直で安っぽくて時代を感じる。とりあえず男女の関係や友人やら青春映画に必要そうないろんなことは取り揃えてみましたという感じ。
出演者も高校生には全く見えない立派な大人が演じていて、調べてみるとオリビア・ニュートンジョンは公開当時すでに30歳である。音楽はなかなかだし、いいように言えば明るく軽快な喜劇ではあるけれど、最近はすっかり中年太りが身についていたジョン・トラボルタがすっきりとした体型なくらいだから、古さは隠せないし作りこみが浅い。
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