「【”別格の彼。私は私でしか生きられない。”当時人気絶頂だったボーイ・ジョージが歌うメインテーマの意味。今作は序盤の展開からの、”え、そうなるの!”と言う展開が、吃驚しつつも魅入られる作品でもある。】」クライング・ゲーム NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”別格の彼。私は私でしか生きられない。”当時人気絶頂だったボーイ・ジョージが歌うメインテーマの意味。今作は序盤の展開からの、”え、そうなるの!”と言う展開が、吃驚しつつも魅入られる作品でもある。】
■IRAの闘士ファーガスは、仲間の釈放のために人質にしたアフリカ系の英国軍兵士ジョディ(フォレスト・ウィテカー)と立場を超えて意気投合し、恋人ディル(ジェイ・デヴィッドソン)の話を聞かされ、写真も見せられる。
美しきディルはロンドンのミリー美容室で働き、メトロというバーに行ってジョディと飲んでいたという。
ジョディ処刑の朝、ジョデイはファーガスが追う仲、必死に逃げるが、IRAの掃討に来たトラックに轢かれ絶命してしまう。
◆感想<Caution! 内容を彷彿とさせます。>
・今作は、ジョデイ亡きあとのパートと名を変え、労働者としてロンドンで働くファーガスが、ジョディの頼みを聞き、ディルに会いに行くシーンからの展開が面白い。
・ロンドンのミリー美容室で働くディルの元を訪れたファーガスは、髪を切って貰いながら、彼女に惹かれていく。
そして、謎めいたファーガスに対し、ディルも徐々に惹かれて行くのである。
■ファーガスがディルの部屋に招かれるシーン。
そりゃ、吃驚するだろうよ。
IRAが独立を目指すアイルランドで育ったフォーガスには許容しづらいよな。
・そんな中、IRAの残党である、ジョデイを誘惑して捉えたジュードとピーターが現れ、ファーガスに対し”テロ決行”を指示する。
ー ここら辺の描き方は、もう少し何とかならなかったかな・・、と思いながら観賞。-
・ディルはファーガスの只ならぬ姿を見て彼をベッドに拘束する。そして、やってきたジュードを射殺するのである。
ー その前に、ファーガスがディルの身を案じ、ミリー美容室でディルの紙をボーイッシュに切るシーン。ディルは、ファーガスの身の危険を感じつつ、涙を流しながら髪を切らせるのである。-
<今作は序盤の展開からの、”え、そうなるの!”と言う展開が、吃驚しつつも面白き作品である。
当時、人気絶頂だったボーイ・ジョージが歌うメインテーマの意味が分かる作品でもある。>