劇場公開日 1990年10月19日

「始まりとラストが格好良過ぎる」グッドフェローズ 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.0始まりとラストが格好良過ぎる

2020年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

始まりから惹きつけるというのは、
スコセッシの徹底してる事のような気がする
ヌルっと始まるんじゃなく、
いきなりクライマックスじゃ!と言う気合いを感じる。

自分的には長く感じるけど、
世界観にはどっぷり浸かれる。

今回は男同士の世界とギャングの夫婦の話でもある
と思うのだけど、
男同士無茶な事して、いつまでもガキのようでいる
のはカッコ良く見えるけど、
嫁さんの目線を通すと、付いていけない、アホ過ぎる
と思ってしまうから不思議。

デニーロのドシッとした存在感と
ジョーペシの何しでかすか分からないヤバさ、
レオ・リオッタのリアルなギャング感が
終始ワクワクさせてくれた。

結局憧れに憧れた世界では誰も信用出来ず、
上の者には逆らえず、
自分の我を出して自滅する。
虚しい最後もとても良かった。

奥嶋ひろまさ