グール

劇場公開日:

解説

墓場から蘇った美しい女ゾンビの恐怖を描くスプラッタ・ ホラー。監督・脚本はジョン・ミラー、製作はラム・ソラヤ。撮影はデイヴィッド・マッグリン・パートギ、音楽はジャニス・ハッバードとマイケル・シルヴァーシャー、特殊メイクはスティーヴン・プローティがそれぞれ担当。大胆なヌードも披露した主演は、新星タニヤ・オファー。共演はクリスティン・アン、エイミー・ウェバー、ジョゼフ・カッサノ、ジョン・ワロミほか。

1994年製作/アメリカ・インドネシア合作
原題または英題:Dangerous Seductress
配給:アルバトロス
劇場公開日:1994年9月24日

ストーリー

ロサンゼルス。3人の宝石泥棒を乗せた車が追跡するパトカーと激しい銃撃戦を繰り広げながら疾走していた。車は墓地に突っ込み、犯人たちは死亡する。現場に飛び散った鮮血とちぎれた腕が、墓地の死霊の眠りを覚ませ、美しい女の姿となって″暗黒の女王″が蘇った。同じ夜、若く美しいスーザン(タニア・オファー)は嫉妬深い恋人のジョン(ジョゼフ・カッサノ)に暴力的に犯され、脅迫される。傷ついた彼女は姉のリンダ(クリスティン・アン)の住むインドネシアのジャカルタに旅立つ。姉の屋敷での生活は快適そのものだった。ある日スーザンは、リンダが現地の魔術研究をしている友人のビコ(ジョン・ワロミ)に貰ったスマトラの古い書物を見つける。それが悪霊を呼び寄せる呪文とも知らず、彼女は何気なく文章を声に出して読む。突然、鏡の中に闇の女王が現われ、その魔力に魅せられたスーザンは、邪悪な取り引きをしてしまう。彼女は挑発的なドレスに身を包んで夜の町を歩き、そのセクシーな肢体で男たちを挑発しては、残虐な手段で次々に殺害していった。米国から彼女を追って来たジョンも血祭りに上げられる。殺害を重ね、犠牲者の血と精液を闇の女王に捧げるたび、リンダは美しく変身していく。闇の女王は次に、リンダを生贄に要求する。妹の異変に気づいた彼女はビコに助けを求める。魔術を駆使した戦いが展開した末に、ビコが自らを犠牲にして闇の女王を倒したかに見えた。だが、現場に転がった鏡の中に、悪霊の高笑いが響いた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く