「今見ると、物凄く古ぼけた映画。子供がうるさい映画。」グーニーズ ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
今見ると、物凄く古ぼけた映画。子供がうるさい映画。
宝探しの青春冒険映画。
子供時分に、テレビゲームにもなった位でよく覚えているが、
今見ると、物凄く古ぼけた映画に見えた。
子供がワチャワチャとうるさい。ギャーギャーかもしれない。
吹替で見ると、もっとうるさく感じる。
加えて自己主張が強すぎ。誰も人の話を聞いてない。
自分を中心に世界が回ってるのではないか思う程。
そんで、生意気でちっとも可愛くない。
キャラクターがステレオタイプ。
デブちんがポンコツで一番うるさい、アジア系がガリ勉発明家。
あと主要人物の大半が白人。黒人はいなかった、、、かな?いかにも80年代っぽい。
バカそうなガキどもがスペイン語話せるのが許せない。そんなわけがない。
サブの女子もうるさい。美人と眼鏡っ子。なんかパンチラお色気要員過ぎて、引く。
実際、パンティ見えてる。
バカ殿の腰元を、未成年にやらせてるような罪悪感。
倫理的に見たいって大きな声で言えない。やめて。
探検のスケール感や世界観が、思ってたよりも小さい。
謎の洞窟設定のはずが、途中で下水道マンホールに繋がってる。
気づかない水道会社は管理不行届で職務怠慢すぎやしないか。
昔の探検家の屍の登場が早すぎ。全然探検が捗ってなかった。
子供たちが怖がってるのに、廃屋の中にすんなり入りすぎ。
序盤うるさかったデブちんが、ルッキズムに侵されてないのが、逆に腹が立つ。
お前、人間性だけはいいのかよ。
ラスト、財宝諦めるの早すぎ。海賊船沈没してないし。
回収しようと思えば余裕で行けそう。
それにしてもどうなんだろ。この頃の子供たちは好奇心が強くて、
危険を顧みず突き進む勇敢さを持ってるけれど、
今の日本の子供なんて、公園に遊びに行っても、
危ないからという理由で、ほとんど遊具が設置されていない。
好奇心も勇敢さも、育ちようがないのではないかなと思った。