狂気の愛のレビュー・感想・評価
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なにがなんだか
1990年前後に映画館で観たが、リバイバル上映か特集上映で観たのかもしれない。
ソフィー・マルソー目当てで観たんだが、あまりにも前衛的な作風で正直なにがなんだか……。台詞も意図的に意味がわからなくされていて、とにかくわけがわからない映画だった。それがアンジェイ・ズラウスキー監督の作風のようで、この後ズラウスキーとソフィーは公私に渡るパートナーとなり、いくつかの映画で監督&主演として組んでいるようだが僕は観ていない。
ソフィーが脱ぎまくってる映画でもあるが、彼女は『ラ・ブーム』2作の後はハリウッド映画を除けば軒並み脱いでいる(さすがに今は年齢的に脱いでないが)ようだから、それが目当てなら他の映画を観たほうがいいんではなかろうか。ヨーロッパの女優は結構さらっとあっさり脱いでしまう。
Black Diamond
ソフィー・マルソーと結婚した奇才ズラウスキー監督の1985年の作品。ドストエフスキーの白痴にインスパイアされた作品だと最後に字幕が出ました。銀行強盗シーンから始まるが、黒のビニール袋に容れた札をゴミ収集車に入れてトンヅラ。列車に乗り込みハンガリー出身の青年を半ば拉致してパリへ。
前衛劇の劇中劇があり、チンピラどもの台詞も前衛劇調で、痴愚魯鈍の部類のオイラにはなに言ってるのかわからないところが多かったけど、テンポが早くて、オリエンタルな顔つきのソフィー・マルソーがとっても蠱惑的なもので、眠くなってる暇がない。
チェッキー・カリョの暴力的なイカツいアゴと鼻。
黒いダイヤモンド💎だって?
ソフィー・マルソーの黒いデルタが黒いダイヤモンドのように網膜に焼きついて離れない。
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