「みんなが疑心暗鬼になってチームワークが崩壊してく様が面白い」CUBE かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
みんなが疑心暗鬼になってチームワークが崩壊してく様が面白い
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数年前に観て面白かったので印象に残ってる作品。特に黒人警官の暴走と、天才障害者が生き残るラストのインパクトが強くてずっと覚えてた。数学苦手なので建物の設定よりも、みんなが疑心暗鬼になってチームワークが崩壊してく様が面白い。
熱血主人公ぽかった警官(クエンティン)が悪役になるのが怖い。クラスに1人は居るやたら仕切りたがるくせに、協調性がないみたいな奴で好きになれなかった。ハロウィイ(医者)を事故死に見せかけて殺したり、レブンにてをだそうとするのがクズで気持ち悪い。警官が悪役ってのは現代社会に対する皮肉かな。
落下死して生きてて、しかも追ってくるとか不死身だろ。そんな彼の最後はキューブの移動で真っ二つ。グロいし痛そう。
レブン(女学生)とワース(無気力)の人生パットしない組が生き残るかと思ってた。この手の脱出モノって無気力マンが生きる希望を見出すエンドが多いし。何故カザン(障害者)を生き残らせたのかが分からん。障害者を馬鹿にするな強いんだ、的なメッセージかな。
ワースの人生に悲観的な所が俺と似てたから、彼には生き残って外の世界で変わって欲しかったな。
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