「古今東西、あらゆるヴァンパイア映画の原点‼️」吸血鬼ノスフェラトゥ 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
古今東西、あらゆるヴァンパイア映画の原点‼️
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世界初の本格的吸血鬼映画で、後年のベラ・ルゴシやクリストファー・リーが有名なのかもしれませんが、映画としての完成度は今作の方が圧倒的に高いでしょう‼️古城に暮らすオルロック伯爵は、実は吸血鬼で、召使いとして屋敷へやってきた男の妻の血を激しく欲する・・・‼️後に名作「サンライズ」を監督するムルナウ監督の演出は神秘的だし、芸術的なんですが、とにかく怖い‼️フロックコートをまとった吸血鬼が、骸骨のような細く長い爪で襲いかかり、首筋に鋭い牙をたてる‼️低いポジションからのカメラ撮影で、吸血鬼が異様に大きく見えるし、ビジュアル的にもモンスター的でめちゃくちゃ怖い‼️もう夜の壁に映し出される影を見るだけでも震え上がってしまいます‼️他にもコマ落としが頻繁に使われてたり、三つのシーンをカット・バックしたり、森の樹木を白黒逆転で表現したりと、1922年当時で考えられるだけの映像表現を駆使したムルナウ監督の情熱が、シーンの一つ一つに恐ろしいくらい宿ってます‼️あー怖かった‼️
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