「珠玉の名作」キッド(1921) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
珠玉の名作
こどもにガラスを割らせて新しいガラスを修理する仕事。子どものケンカに親が介入。そして夢の世界と当時にしてはかなり凝っている。少年がチャップリンを見つめる目、母親が自分の息子と気づく瞬間、暖かい涙が流れてくる瞬間だ。
ラストはちょっと呆気ないくらいのハッピーエンド。解決になっていないように思うし、想像に委ねすぎとも取れる。それでも珠玉の名作には間違いない。
実際にチャップリンの実子を亡くしていることを考えると、苦労が絶えない撮影であったに違いない。音楽は1971年最終版。
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