「とても面白かった」狩人の夜 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
とても面白かった
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子どもだから追い込まれると簡単に白状しちゃうところが切なかった。それでも最後の最後は口を割らないところがえらい。
ロバート・ミッチャムがうちに来て、お母さんまで殺されるなんてつら過ぎる。しかもお母さんは体を求めて拒否されてしまう。ロバート・ミッチャムはインポだったのだろうか。歌が怖かった。納屋で休んでいるときに現れてシルエットで歌っていた。お兄ちゃんが「あいつは夜寝ないのか」と言っていたのが面白かった。妹が再会した時に駆け寄って抱きつくところが、あちゃーと思うのだけど実に子どもらしい。
子どもも母親も、お父さんが犯罪者なのに街ではそれほど差別されていなくてよかった。
グループホームを運営しているおばさんが素晴らしくかっこよかった。里親映画だった。ロバート・ミッチャムを銃で撃った後、叫び声がふざけているようだったのだが、弾が当たった悲鳴だった。
宗教色が強くて、詳しい人はいろいろともっと楽しいのかもしれない。
(追記)
DVDを買って2回目。クライマックスで、グループホームのおばさんと、ミッチャムが同じ歌を違う歌詞で合わせて歌っているのが面白い。おばさんはミッチャムのことをすぐに偽者と見抜いていただから歌詞が正しいのはおばさんなのかな。
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