仮面の男(1998)のレビュー・感想・評価
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性格の異なる兄弟二役を演じ分けたレオナルド・ディカプリオの美しさにビックリ
1998年製作のランダル・ウォレス 監督による(132分)アメリカ映画。
原題または英題:The Man in the Iron Mask、配給:UIP、劇場公開日:1998年8月8日。
原作はアレクサンドル・デュマ『鉄仮面』とかで、子供向きに変更したものを、昔読んでるかも。舞台はルイ十四世(仏革命で断頭されるルイ十六世の祖父)時代のフランスで、三銃士(デュマの創作)とダルタニアン(ガブリエル・バーン、実在のモデルがあるらしい)が登場。
だが、なんと言っても、タイタニック直後のレオナルド・ディカプリオ(1974生まれ)が若くてとても美しくて、驚かされた。今や貫禄がついた彼にこんな時代があったのをすっかり忘れていたが、レオ様と言われて若い女性に超人気だったことを思い出した。王である兄と仮面をずっと付けられていた弟、横暴 vs 深く思い遣れると、性格が全く違う二役を演じていたが、上手に違いを表現してて、その演技力に感心もさせられた。
原作と異なつ映画オリジナルらしいが、ダルタニアンと王妃の子が、ディカプリオ演じた兄弟という設定だった。王妃と関係を持つとは、ダルタニアンお前は源氏かと思ってしまったが、創作者のアイデアは西洋東洋で共通ということか。
監督ランダル・ウォレス、脚本ランダル・ウォレス、原作アレクサンドル・デュマ、エグゼクティブプロデューサーアラン・ラッド・Jr.、製作ラス・スミス ランダル・ウォレス、撮影
ピーター・サシツキー、美術アンソニー・プラット、音楽ニック・グレニー=スミス、編集
ウィリアム・ホイ、衣装デザインジェームズ・アシュソン、字幕戸田奈津子。
King Louisレオナルド・ディカプリオ、Philippeレオナルド・ディカプリオ、Aramisジェレミー・アイアンズ、Athosジョン・マルコビッチ、Porthosジェラール・ドパルデュー、D'Artagnanガブリエル・バーン、Queen Anneアンヌ・パリロー、Christineジュディット・ゴドレーシュ。
歴史+フィクション
中世のフランス、ルイ14世の悪政が市民を苦しめていた。
婚約者のいる女を気に入り、相手の男を戦場の死ぬ可能性の高い部隊に配属して殺すなど、利己的な王だった。
そしてこの男の父親が同志達と共にクーデターを計画する。
牢に幽閉されている「仮面の男」である王の双子の弟を本物の王とすりかえるというもの。
弟の方は正義感の強い人間だった。が、クーデターは失敗、再び仮面をつけられて牢に戻される。
が、同志達が助けに来る。王は軍を率いてそこを襲おうとするが、軍の指揮官は弟の人格を知りクーデターに加担。
結局王と入れ代わって、善政をしいた。
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仮面の男は実在して王の一族の者だったと言われているが、それをもとにした作品。
10歳から幽閉されて誰とも接触していない弟が、何でこんな大人びてるのかとか、
最後死を覚悟した同志達が銃撃する軍に向かって行くが何故1人しか死なないのかとか、
ツッコミどころは山ほどあるが、アイデアとしては面白い作品。
ラストの台詞に泣いてしまいました・・(涙)
「父として慕わせてください、そしていつの日か息子のように愛してください」・・泣くとこじゃないのかもしれませんが、僕にはツボでした・・(涙)
美しすぎる
ディカプリオが美しすぎる。
この頃が一番繊細でとても素敵。
吸い込まれそうな美しさと逆に王の暴君はちょっと💦
2役をうまく演じ分けてますね(*^^*)
結末が衝撃💦💦💦
ちょっと放心状態。
4人のおじさまがとても良い👍
ディカプリオメインで視聴したが、最後は4銃士に目を奪われた。
※ダルタニャン物語、が元なんですね💦
もう少しダルタニャンを知りたかったかも。
原作読めたら読みたいな✨
完全に引き込まれました(*^^*)
立派な騎士道精神だけど何かと幼稚
総合60点 ( ストーリー:45点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
正義のために行動する騎士たちと王を格好良く取り上げた娯楽劇。
でも数年間も牢獄にあった農民がいきなり能力的にも精神的にも王になってしまえたり、三銃士が銃撃をうけても元気だったり、何かと現実を無視した設定が強引過ぎてどうも受け付けない。王が暴君だという理由も、女1人を奪って兵士1人を左遷させた女好きなだけというのもいただけない。子供向けの道徳の教科書のような基本が作品にあって、全体として幼稚な印象を拭えない。戦いの場面も緩い。
ただ有名どころが出演してるし、衣装や美術は豪華。
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