仮面の男(1998)のレビュー・感想・評価
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ビューティフルな映画。
映し出されるものが綺麗。衣装や宮殿の中、建物、田舎の風景…。日差しなども考慮に入れステキに映し出されているように思った。英語の映画だったが、ヨーロッパならではの落ち着きやの美しさが存分に溢れていて楽しかった。
ディカプリオも勿論、お洒落な衣裳がよく似合って(特に赤が似合って!)とても美しく素敵だった。月が映し出される二つのシーン、クリスティーナとのいちゃいちゃシーンなども印象に残る。こうした画面の美しさだけでも観る価値があった…というか、それがメインだったかもしれない。
ほかには、ディカプリオの二人の王の演じ分けが楽しい。うまい。見処だった。
終盤には、スケールの小ささや、ちゃちなおきまりシーンの残念さは感じた。兵の数が少ないとか、たくさん鉄砲を発砲してもあたらないシーンとか。ラストは、頑張ってるおじさん4人をもっともっとカッコよく見せてほしかった。
歴史+フィクション
中世のフランス、ルイ14世の悪政が市民を苦しめていた。
婚約者のいる女を気に入り、相手の男を戦場の死ぬ可能性の高い部隊に配属して殺すなど、利己的な王だった。
そしてこの男の父親が同志達と共にクーデターを計画する。
牢に幽閉されている「仮面の男」である王の双子の弟を本物の王とすりかえるというもの。
弟の方は正義感の強い人間だった。が、クーデターは失敗、再び仮面をつけられて牢に戻される。
が、同志達が助けに来る。王は軍を率いてそこを襲おうとするが、軍の指揮官は弟の人格を知りクーデターに加担。
結局王と入れ代わって、善政をしいた。
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仮面の男は実在して王の一族の者だったと言われているが、それをもとにした作品。
10歳から幽閉されて誰とも接触していない弟が、何でこんな大人びてるのかとか、
最後死を覚悟した同志達が銃撃する軍に向かって行くが何故1人しか死なないのかとか、
ツッコミどころは山ほどあるが、アイデアとしては面白い作品。
うわ、苦手な中世ヨーロッパものか、ちょっと身構えた。が、心配は無用...
うわ、苦手な中世ヨーロッパものか、ちょっと身構えた。が、心配は無用だった。話は実にわかりやすかった。
ディカプリオの全悪演技が見もの。お見事、彼の非凡さがよくわかります。4銃士もそれぞれ個性的で楽しかった。ラストはまさか、おいおいってとこもありますが(笑)
結構な名作なのかも知れません。
まあまあ、
ストーリーもわかったしよかったとは思う。
ちょいちょい難しめ?わかりにくさ?がありはしたけど、酷評まではいかず、★3つ、で。
見た目もキレイでいい俳優も出てて楽しめはした。
ま、王であれ大統領であれ、その地位や権力にうぬぼれててはダメだよ、ってことで。
すんごいメンツを揃えた割に
『タイタニック』後一発目のディカプリオ出演作は特濃名優四人を従えて一人二役の歴史物、ということでかなり期待も大きかったんですが。何なんでしょうね、この微妙な感じ。君らはもっとできる子のはず。
何度観ても楽しめる数少ない映画
久しぶりに観たけど、やっぱり面白かった。
俳優、音楽、衣装、セットなどがすべて素晴らしいためか、古さを感じない。
時が経っても、映画の中では輝き続けているのだと思った。
観る度に新しい発見はあるけど、好きなシーンは変わらず、フィリップを救い出し、アトスとフィリップが心を通わせていくシーン。心が温まる優しい場面でとても好き。
ラストの台詞に泣いてしまいました・・(涙)
「父として慕わせてください、そしていつの日か息子のように愛してください」・・泣くとこじゃないのかもしれませんが、僕にはツボでした・・(涙)
One for all, All for one
2役をしっかり演じわけたディカプリオ。まったく違う人物だと感じられ、凄いと思った。そして少ないアクションシーンがカッコよすぎました。
「仲間」がいれば1人じゃできないことも乗り越えられるし、仲間ってやっぱり大切だと思いました。
One for all, All for one!
光るロートル三銃士と若きディカプリオ
一線を外れた三銃士は最後のひと花を飾る。若き王のディカプリオを完全に食っている。主役はダルタニャンを加えた四銃士だな。
若きディカプリオは二役も無難にこなしている、愚かな王という役柄で損な役回りだった。
繰り返し映像化される三銃士、四銃士もの。割と最近のドラマ「三銃士」もあり、日本だと「大岡越前」的か? この映画も銃士たちの活劇だけでなく、豪華な舞踏会や衣装・装飾の美しさと、盛りだくさんで十分楽しめる。
美しすぎる
ディカプリオが美しすぎる。
この頃が一番繊細でとても素敵。
吸い込まれそうな美しさと逆に王の暴君はちょっと💦
2役をうまく演じ分けてますね(*^^*)
結末が衝撃💦💦💦
ちょっと放心状態。
4人のおじさまがとても良い👍
ディカプリオメインで視聴したが、最後は4銃士に目を奪われた。
※ダルタニャン物語、が元なんですね💦
もう少しダルタニャンを知りたかったかも。
原作読めたら読みたいな✨
完全に引き込まれました(*^^*)
太陽王との対比でLUNA(月)。窓を開けて満月の光に照らされるのは...
太陽王との対比でLUNA(月)。窓を開けて満月の光に照らされるのは、対をなすいわば月の王の誕生を象徴したシーンだったのね〜。物語をよく知らない東洋人には気付きにくいけど良き演出。
ディカプリオの二役が見事
ハラハラドキドキもできて、とても面白かったです。
三銃士+ダルタニアン+フィリップの活躍がかっこ良かった。
舞踏会でのフィリップと母の再会シーンは名シーンだと思います。。
外見は同じまま性格の違いを演じたレオナルド・ディカプリオの二役が見事でした。
ルイ14世が本当に入れ替わったとしたら
ディカプリオの暴君ぶりが嫌な男を表現できているのでいいじゃないですか。元銃士たちも個性派ぞろいで素敵。息子が戦場で亡くなったマルコヴィッチ、ちょっとひょうきんで女好きなドパルデュー、この二人がいいです。ラスト近くの戦いがカッコ良すぎ!!
いや、しかしルイ14世が本当に入れ替わったとしたら、歴史はどうなる・・・結局は暴君ぶりを発揮?その上で名君となったのかな~
シェイクスピア劇のような、、
夏の終わりの午後、遠い西欧のものがたりに身を浸した。
ディカプリオのひとり二役が見事。
やさしい素直な表情のフィリップと、傲慢、残虐な王と。
めまぐるしくふたりが出てくるけれど、
よくちがいがわかる。
物語らしい物語。
単純といえばそうだけど、
古き良き時代の、西欧チャンバラ劇を
ひととき楽しんだ。
ディカプリオがますます好きに。
四銃士物語
思い出しレビュー20本目。
『仮面の男』
ルイ14世と鉄仮面の囚人、老いた三銃士とダルタニアンの活躍を描いた、娯楽歴史活劇。
話題の的は、レオの一人二役。非道な国王とナイーブで繊細な仮面の男。
さすがの演技の巧さで演じ分けていた。ラジー賞でワーストスクリーンカップル賞にノミネートされたのは、まあ…。
暫くこの作品が好きで、レンタルで何度も見ていた。
その一番の理由は、四銃士を演じた4人の名優のカッコよさに尽きるだろう。
アラミス、ジェレミー・アイアンズ。
アトス、ジョン・マルコヴィッチ。
ポルトス、ジェラール・ドパルデュー。
ダルタニアン、ガブリエル・バーン。
国際色豊か、今でもワクワクするようなこの顔触れ。それぞれ個性や役回りも発揮している。
リーダー格のアイアンズはさすがの安定感。
ドパルデューはユーモア担当。
マルコヴィッチは仮面のレオと父子のような関係を見せる。
そして、バーン。彼こそ本作の真の主役ではなかろうか。見せ場も感動もさらっていく。
久々にまた見たくなるね。
立派な騎士道精神だけど何かと幼稚
総合60点 ( ストーリー:45点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
正義のために行動する騎士たちと王を格好良く取り上げた娯楽劇。
でも数年間も牢獄にあった農民がいきなり能力的にも精神的にも王になってしまえたり、三銃士が銃撃をうけても元気だったり、何かと現実を無視した設定が強引過ぎてどうも受け付けない。王が暴君だという理由も、女1人を奪って兵士1人を左遷させた女好きなだけというのもいただけない。子供向けの道徳の教科書のような基本が作品にあって、全体として幼稚な印象を拭えない。戦いの場面も緩い。
ただ有名どころが出演してるし、衣装や美術は豪華。
ガブリエル!
この映画でガブリエル・バーンに初めて出会い色気にやられました!そして、ガブリエルによる朗読CDを聞いてうっとり、ガブリエルの写真集を見てうっとりしていました。
ディカプリオについては全く記憶に残っていません。ごめんなさい。
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