「四銃士物語」仮面の男(1998) 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
四銃士物語
思い出しレビュー20本目。
『仮面の男』
ルイ14世と鉄仮面の囚人、老いた三銃士とダルタニアンの活躍を描いた、娯楽歴史活劇。
話題の的は、レオの一人二役。非道な国王とナイーブで繊細な仮面の男。
さすがの演技の巧さで演じ分けていた。ラジー賞でワーストスクリーンカップル賞にノミネートされたのは、まあ…。
暫くこの作品が好きで、レンタルで何度も見ていた。
その一番の理由は、四銃士を演じた4人の名優のカッコよさに尽きるだろう。
アラミス、ジェレミー・アイアンズ。
アトス、ジョン・マルコヴィッチ。
ポルトス、ジェラール・ドパルデュー。
ダルタニアン、ガブリエル・バーン。
国際色豊か、今でもワクワクするようなこの顔触れ。それぞれ個性や役回りも発揮している。
リーダー格のアイアンズはさすがの安定感。
ドパルデューはユーモア担当。
マルコヴィッチは仮面のレオと父子のような関係を見せる。
そして、バーン。彼こそ本作の真の主役ではなかろうか。見せ場も感動もさらっていく。
久々にまた見たくなるね。
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