ガタカのレビュー・感想・評価
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無機質で美しい映像が彩る…
黄色、青、緑、黒…画面一面、一色に染まるシーンが美しい。
ジュード・ロウ、ユマ・サーマンも美しい。
(イーサン・ホークも好きだけど…)
映像がとにかくキレイです。次はブルーレイで観たい。
印度のカースト制度と同じく、生まれた時からできることが限られている、そんな不条理な人生に抗って別の人間になりきる…人間こんなにストイックになれるものか。
結果的に抗いは成功したけど、やったね!と単純には喜べない、この何ともいえない後味が好きです。
フィクションではあるけどこんな世界がそのうち、本当にくるんじゃないかという気もしなくもない。
努力は才能を超える!
努力は才能を超えると書きましたが、
才能とは違って既定の能力が決まっ
てそれを主人公が執念でそれを超え
ていきます。
また名前をくれた人と主人公との友
情を含め、ラストシーンは深いです。
唯一 不満があるなら殺人事件について
あそこをもっと煮詰めて欲しかった。
DNAが差別される近未来
近未来って言うからてっきりマトリックスみたいなアクションものかと期待してたんだが…真逆でシリアスな内容だったorz
半ばガッカリしてしまったが観たら興味深く、結局最後まで観賞。普通に良作だった。
主演がイーサン・ホーク、ジュード・ロウと豪華だったってのもあるけど奥深い内容に目が放せなくなる。
にしても若い、イーサン・ホークがこういう役をする事が新鮮。
ジュード・ロウはやはりイケメンだな^^
終始車椅子での演技はリアルだった。這って階段をよじ登る場面は不自然さが感じられず、障害を背負ってる一人の人間としてその役を見ることが出来た。
ハッピーエンドでは無く、かと言ってバッドエンドでも無く、最後までシリアスに終わる。虚しいけどグッと胸に伝わる作品だと思う。
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