劇場公開日 1998年5月2日

「静かなレトロフューチャー映画」ガタカ 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5静かなレトロフューチャー映画

2023年11月17日
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難しい

寝られる

派手なアクションシーンも無く、無駄に騒ぎ立てる様な登場人物もいない、世界観や人間ドラマを観るタイプのSF映画です。

『トータルリコール』や『プレステージ』やほんのり『攻殻機動隊』の世界を感じさせる作品です。

「生まれた瞬間に優劣が決められてしまう世界なんて窮屈だなー」が第一印象で、その中で主人公は劣等者認定され、叶えたい夢に挑戦する事も許されない。不公平で理不尽で、『1984年』の様な独裁的な世界観に怖さを感じました。

内容は序盤からとにかく静かで眠くなります。
サスペンス的な要素が加わり少し面白くなってきますが、クライマックスまで、超興奮の展開にはなりません。
イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウらに興味がある方は是非観て欲しいです。

U-NEXTからどうぞ🖐️

蜷川吝塀