「自分の可能性を信じ抜け。」ガタカ ソニKさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の可能性を信じ抜け。
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必死に叶えたい夢があるのなら、どんな逆境にでも、運命にでも、遺伝子にさえも抗える。主人公の泥臭くあがく姿に感動し、涙腺が緩んだ。
また、そうした熱量は人に伝染する。ジェロームもそう、検査を行なう博士もそうだ。人々に生きる勇気と夢を与える。
自分の可能性を信じて、全力で生き抜く。後ろを振り返らず、荒波を超えても必死で泳ぎ続ける。生まれながらのハンデを、後天的な努力で覆す。そんな主人公の姿は、どんなイケメンや金持ちよりも、かっこいい。自分もああなりたい。
最後のシーンは震える。遺伝子に抗い、可能性を信じ続けていたのは、主人公だけではなかった。検査士が最後に「早くいかないと遅れるぞ、ヴィンセント」と名前で呼びかけたシーンは、本当に感動する(字幕で出ていないのは、惜しい)。これまで偽り続けてきた自分ではなく、ありのままの「ヴィンセント」として最後宇宙に飛び立つ。この映画、名作すぎる。
※Netflixで見ましたが、所々字幕が残念でした
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