「【虚栄心の強い面倒臭い男女の十数年に亙る恋物語を、アメリカ南北戦争を背景に描いた作品。ヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラの、ジェットコースター人生を描いた作品でもある。】」風と共に去りぬ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【虚栄心の強い面倒臭い男女の十数年に亙る恋物語を、アメリカ南北戦争を背景に描いた作品。ヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラの、ジェットコースター人生を描いた作品でもある。】
ー 序盤は、アメリカジョージア州タラ(南軍支持の土地柄)の大地主の娘スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)の我儘、もしくは傍若無人な言動に違和感を覚え、余り物語に入り込めず。
(あの態度では、アシュレーはメラニーを選ぶよな・・とか、レット・バトラー(クラーク・ゲーブル)も言動が軽薄だなあと思いながら鑑賞)ー
・が、中盤、スカーレットが南軍の敗北により零落していく中、決意を新たに立ち上がっていく姿が描かれる辺りから徐々に物語は面白くなる。
- ここで、インター・ミッション ー
・再開後も、スカーレットは相変わらず強気の性格で、
”え、タラの土地を守るためにそんなことするの?”
とか、
”結婚相手のチャールズ君は挙句の果て、非業の死を遂げるし(これスカーレットのせいじゃない・・)”
とか、
”レット・バトラーも感情の起伏が激しく、大丈夫?”
とか、
”愛娘が亡くなって で離婚?”
”体は弱いが頼りだったメラニーも亡くなってしまい(メラニーは理性の人だったのになあ)、メラニーの夫アシュレーの下にスカーレットが戻ると勝手に思ったレット・バトラーは”故郷で暮らす”と言って、タラを去って行ったり・・・。”
とか、突っ込み所満載ながら、物語は凄いスピードで進む。
・が、何だかんだ考えながらも、私の体感鑑賞時間2時間45分(細かい)で観終わったのだから、作品自体に力があるのは間違いない作品である。
<私は、色々脳内で突っ込みながら楽しく観賞したが、(ストーリーの一部の粗さも含めて)一度、キチンとプロと言われる方々のレビューを読んでみたい作品でもある。>
<2020年3月29日
コロナ禍がやや落ち着いた頃、「安城コロナワールド」という劇場名故に、大変な状況になっていた劇場で、お客さんたった4-5名で鑑賞した作品。
だが、余りの面白さ故に4時間に及ぶ長尺は全く気にならず、大変な状況を束の間、忘れさせてくれた作品でもある。>
NOBUさん (^^)/
共感&コメントをありがとうございます。
いつも、返信が遅くなり
すみません(^^ゞ
レビュー 編集追記されたとのことで
この大作、学生時代に
テレビでの鑑賞だったのですが
CMカットされていたので
後に、DVDで観直しました。
名台詞も 有名ですものね。
スカーレットの気性の激しさに
驚きましたが
翌年?の「哀愁」の
ヴィヴィアン・アンリーの
儚い演技とのギャップが印象的でした。
NOBUさん の各?も
同感です(´▽`)
ベン・ハーも長編でしたが
本作も体力必要ですよね(≧▽≦)
コロナ禍の劇場公開
少人数での鑑賞も
想い出に残ることでしょう(#^.^#)
あの長大な小説を一本の映画にまとめた脚色の凄さ。原作の大事なポイントはほとんど落としていません。
だから、物語は怒濤の展開を見せますが、これをジェットコースター人生ムービーと表現されるのは、斬新ですね。感心しました。