「フランス製のSFって同じ傾向あるね」華氏451(1966) 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
フランス製のSFって同じ傾向あるね
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フランソワ・トリュフォー監督の1966年作品。初のカラー作品のSF映画。
正直に言って66年製ということもあり色々と時代を感じる。
SF的なビジュアルも少なくシンプルで情報量も少ない。ちょっと…というシーンも少なくない。
しかし物語はまさにSF。ディストピアを描いた映画の原点とも言えるんじゃないかな。
ただフランス映画でよく見る、男女の退屈に等しい長い会話劇がメインだったりはします。
トリュフォー監督とSFは相性が良いとはやはり言いがたいかなやっぱり。
しかし書物に対する深い愛情はひしひしと伝わってはきました。
面白くなってきた終盤をもっと詳細に描いたら別の映画として作れるんじゃないだろうか、とも感じましたね。
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