劇場公開日 2014年12月27日

「ブック・ピープル」華氏451(1966) Noriさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ブック・ピープル

2014年10月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

トリュフォー作品、正直言うとあまり惹かれておらず、大概寝てしまっているのですが、この作品は面白かった。

焚書坑儒をフィクションとして構築している訳ですが、書籍というものをどう捉えているのか、という作者のスタンスがうかがえた。

実際のところ、書籍を手にとることなく生活している人、今も昔も少なくないと思うんですよね。
ということは、焚書坑儒で困るのって極々一部の人間なんだろうなぁと思ったり。

排斥の対象が映画だったら…などなど想像が膨らみました。

Nori