「ラブストーリーは別れ方が全て。」カサブランカ コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
ラブストーリーは別れ方が全て。
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内容は、第二次世界大戦下の北アフリカはモロッコ🇲🇦"カサブランカ"で再開する恋人どうしの三角関係の絡れとナショナリズムやリベラリズムが交錯する中で、各々が自分にとって一番に望む事を行動するという美しくも一つ間違えば自分勝手になりそうな物語をタイミング良く絶妙に表現している。印象的な台詞は『君の瞳に乾杯』元ネタがやっと身近に知り得て面白かったです。劇中度々出でくるこの言葉は今の時代も辛うじて残っています。これからは映画の名シーンを思い返しながら、この言葉を使いたいです。一回は言ってみたい台詞です。その他にも名台詞の宝庫で脚本の素晴らしさを勉強させられました。印象的な場面は、リックの店でのナチスドイツ🇩🇪とフランス🇫🇷の国家対決です。魂が震えるほどの感動と当時としては、鬱屈した不満が原動力となったのかもと思うと平和な時代を有難く感じます。印象的な状況は、最後のエンディングで後切れの爽快感と観客の後味の良さにあると思い脚本の苦悩が感じ取れました。畳み掛ける様なテンポの作品でありながら、後半に掛けてロマンスに偏り女優を魅力的に魅せるタイミングとBGMには編集の凄さも感じます。三つ巴のキャラ立ちと葛藤が幾重にも重なり素晴らしい作品でした。葛藤を描く俳優陣の口元や目元が感情を刺激し非常に楽しめました。歴史的名作は本当に楽しいです。
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りかさんのコメント
2024年4月1日
こんばんは♪共感たくさん
ありがとうございました😊
君の瞳に乾杯、は翻訳家の方が
加えられたらしいです。
グラスが無いシーンでも言っていたと思います。
使う⁉️ 使われて、
その後の感想を是非お聞きさせていただきたいです🦁