カーリー・スー
劇場公開日:1991年12月14日
解説
その日暮らしの気ままな人生を送る9歳の少女とその保護者が、偶然出会った女弁護士と心の絆を深めていくコメディ・ドラマ。監督、製作、脚本は、「ホーム・アローン」の脚本を努めたジョン・ヒューズ。製作総指揮は「フェリスはある朝突然に」で音楽監督を手掛けたターキン・ゴッチ。撮影は「トップガン」「ビバリーヒルズ・コップ」「ジェイコブ・スラダー」などのジェフリー・L・キンボール。美術は「愛がこわれるとき」のダグ・クレイナー。衣装は「フラッシュダンス」のマイケル・キャプラン。
1991年製作/アメリカ
原題または英題:Curly Sue
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1991年12月14日
ストーリー
9歳の孤児、カーリー・スー(アリサン・ポーター)は、保護者のビル・ダンサー(ジェームズ・ベルーシ)と共に町から町へ、流れ者のような生活をしていた。今回やってきたのは冬のシカゴ。大都会の人の波の中、さっそく二人は当たり屋でひと儲けしようと企んだ。標的は、女弁護士として確固たる地位を築いてきたグレイ・アリソン(ケリー・リンチ)。彼女はまんまとビルたちのサギにひっかかり、夕食をごちそうするハメになった。ところが数日後、ビルは本当に交通事故に遭ってしまった。偶然にも車に乗っていたのはグレイで、気を失ったビルはとりあえずグレイのマンションに運び込まれた。こうして奇妙な居候を招かざるを得なくなったグレイだったが、いつしかかわいいカーリー・スーに心惹かれていった。しかし、グレイの恋人ウォーカー(ジョン・ゲッツ)は、スーとビルの存在に腹を立て、スーが虐待を受けていると警察に密告した。ビルが逮捕され、スーが施設へ引き取られた時、グレイは初めて二人が自分にとって必要な存在であることを確認した。グレイはビルを釈放させ、スーを正式に引き取ることにした。スーは、新しい保護者ができたためにビルが去っていってしまうのではないかと不安になったが、もちろんビルは彼女を待っていて三人は家族として新たな人生をスタートさせることになり、スーも学校に通い始めるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョン・ヒューズ
- 脚本
- ジョン・ヒューズ
- 製作総指揮
- ターキン・ゴッチ
- 製作
- ジョン・ヒューズ
- 撮影
- ジェフリー・L・キンボール
- 美術
- ダグ・クレイナー
- 音楽
- ジョルジュ・ドルリュー
- 編集
- ペック・プライアー
- Harvey Rosens
- 衣装デザイン
- マイケル・カプラン
- 字幕
- 古田由紀子