女は女であるのレビュー・感想・評価
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タイトル通りの内容です
同棲している彼と結婚するために、まずは妊娠、出産のプレッシャーをかける彼女。そのために、別れてしまいそうな所スレスレまで攻める。策士かつ雄弁かつ執拗!そして最後には…
成功するよね、そりゃ(笑)。
主人公の赤いカーディガンの着こなしがおしゃれだった。
「これは悲劇かい?」「喜劇かい?」「女が絡むとわからん」
映画「女は女である」
(ジャン=リュック・ゴダール監督)から。
フランス映画・・というか、ゴダール監督の作品というべきか、
私には、まったく理解できなかった。
観賞後、作品解説を読んで、少しだけ・・なるほど・・と思ったが、
それでも、やっぱり、私には難しかった。
「登場人物が歌わないミュージカルコメディ」という発想に基づいて
制作されたラブコメディ。(らしい)
私の映画鑑賞の仕方が、作品内で発せられる台詞やフレーズに重きを置き、
そのメモから、作品レビューを書くからすれ違うのだと理解した。
監督らしい視点とか、構成とか、色合いとか・・あまり興味がないからか、
心に刺さるものが少なかった、と推察した。
気になった会話は、2つ。
「これは悲劇かい?」「喜劇かい?」「女が絡むとわからん」
人生でも仕事でも、たぶんなんでも、女が絡むことにより、
見方によっては、悲劇にも喜劇にもなる、というのが面白かった。
「すぐ戻る」「なんで男は中座するとき『すぐ戻る』と?」
「卑怯だからよ」「お互い様だ、女は皆ワルだしな」
あぁ、これは国に関係なく、日本人もそうかもなぁ・・・と笑った。
風刺があったり、コントみたいなシーンがあったり、
意味不明なカットも、この作品には必要だったんだろうけれど、
やっぱり、私には難しすぎた。
絶賛の評価が溢れている中で、レビュー投稿するのは、
う~ん、気が引けるなぁ。(汗)
監督ゴダールの奥様で新婚時のアンナ・カリーナが怒ったり、ふくれたり...
監督ゴダールの奥様で新婚時のアンナ・カリーナが怒ったり、ふくれたり、笑ったり、歌ったりして様々な表情を示し、とにかく可愛い。また着ているモノの色彩が鮮烈で実にお洒落で素敵。部屋の造りも、日常品を天井に釣り上下したり、自転車に乗れたり、ユーモラスであると共にシャレテもいる。音楽がミシェル・ルグランということで綺麗ぽいが、人物の感情に呼応してかブツリ・プツリと切れるとこがどこか挑発的。
ただお話としては、子供欲しさに彼氏の友人と寝て、その翌日に子作りのために無事に彼氏ともいたして、ハッピーエンド!?という、フランス映画ぽいが、日本人的には相当はちゃめちゃなお話。そう言えば、彼氏も娼婦と前日寝ての連チャン。カメラワークとしては、溝口健二の様な俯瞰撮影取り入れ、あと二人が各々部屋内で電灯を持ち歩く様が面白かった。目玉焼きを放り投げて、電話に出て、その後フライパンで受けるのは笑ってしまった。遊び心は満載というか、全編がそれで出来上がっている感で、今風で知的だが、感動の要素は全く無し。
こちらも古い
タイトルから衣装までいたるところに赤や青や目につく色が使われててすごいなあと感心しました。
ストーリーは最初から最後まで男と女の喧嘩によるもの。単純なのか複雑なのか分からず、なんか知り合いカップルのどっちからも愚痴を聞くような、ああいうめんどくさい事にずっと付き合わされているような感覚でした。
あとはフランス人は喧嘩するときは結構酷いことを言うもんだなと思いました。
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