劇場公開日 1954年12月25日

「普通に凄い映画」オズの魔法使 たまねぎ なきおさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0普通に凄い映画

2023年3月11日
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楽しい

単純

幸せ

幼少の時にテレビ東京で見た記憶があり、大人になってからタイトルもストーリーも思い出せないまま
ただ、なんだか凄い映画だった事だけ覚えており
数年前にやっと見つけられた作品

今のハリウッドの演技とは真逆の舞台劇の要素が強い作品だが主人公が非常に愛嬌があり歌もダンスも素晴らしく出てくる役者全てが芸達者である

見る楽しさに特化してるので子供向けではあるが、技で作られているので大人も充分見れるものになってます。

CGの無い時代の限界はあるがセットの作りも素晴らしく、世界観を崩すことなく面白いお話が続いていく軽快さがある。

USのアニメやドラマ等でも、オズは何度も元ネタとして出てきていたので アメリカ人からすると
古い映画のクラシック的な位置付けなのだろうか?

リマスターされて映像的には現代に引けを取らないバージョンが出てるので、アナログの特撮と人の手だけで作った映画劇として一度は観ておいた方が感性や視野が広がる気がします。
勉強抜きにしても普通に面白いです

たまねぎ なきお