劇場公開日 2020年10月30日

オー!のレビュー・感想・評価

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4.0青春×犯罪×べルモンド

柴左近さん
2020年11月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

べルモンド傑作選の三本目はこの作品
怪盗ルパン+アル・カポネと呼ばれた若き悪党フランソワ・オラン、通称「オー」の活躍を描いたフィルム・ノワール
カーレースのシーンや脱獄のシーンはルパン三世1stシーズンで丸々参考にしたんだろうなと思うそっくりな話がある。
お馴染みの黄色いオープンカーも出てくるし

少し登場人物の気持ちが読み取りづらいが、印象に残るシーンだらけだ。脚本だけが満点でも忘れてしまう映画はよくあるが、こういう映画は忘れない。映画って結局こういう説明が難しい雰囲気、味、愛嬌が一番重要だと思う。その面から見ると今作は満点!

元レーサーで悪党な主人公
変装してなりすまし釈放(一番好きなシーン)
ネクタイを372本持ってる
なんて現実味の無い設定なんだって思うかもしれないけど、それが面白いんじゃない!という製作陣の開き直りが感じられて清々しい。そして、実際に面白いんだからしょうがない。
ラストのヒロインの最期がかつての友人の最期と同じなのもいい。どちらもオーを残して死んでしまうのが切ない。

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柴左近

4.5悪ガキでフランスの粋な男!

talismanさん
2020年10月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

萌える

ベルモンドのファンになってしまいました!悪ガキで、賢いけれど単細胞、お洒落、カーチェイス(車の運転がすごく上手でかっこいい!色んな車ー例えばマトラMS630ーがあってそれもかっこよかった)。美しいモデルの恋人ベネディットの服&家&黄色い車(シアタ850スプリング)、オーは300本以上のネクタイ・フェチ、刑事は眼鏡とストールがお洒落で🇫🇷、そして新聞記者との不思議な信頼関係。仲間は替えたほうがいいと、一匹狼で行くオー。

街中にベネディットのポスターが貼られていて、店に入ればジバンシーの香水ポスターにもベネディット。ベネディットにいつも見られていて自分も見ているのに、彼女は会ってくれない。

部屋に新聞の切り抜き、自分の写真をベタベタ貼りまくるのは偏執狂的。鏡を前に自分の横顔を見たり、拳銃を手にする姿の練習したり。タクシー・ドライバーのデニーロを思い出した。孤独だけど認められたい、目立ちたい、自分を分かって欲しい、かっこよくありたいが徹底して首尾一貫していた。若さ。

音楽がとても良かった。3種類のピアノのメロディー、一つは緊迫感あふれる場面、一つは孤独を表す場面、そして一つは明るい悪ガキ場面。頭から本当に離れないピアノです!

振り返るほどにどんどんいい映画になっていきます。

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talisman
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