劇場公開日 1962年4月27日

「壮大な物語に光るソフィアローレンの美しさ」エル・シド 重さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5壮大な物語に光るソフィアローレンの美しさ

2020年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1080年のスペイン。チャールトンヘストン扮するビバールのロドリゴは、侵略者から村を救い、侵略者サラゴサの捕虜を許し解き放った。サラゴサでは、公正かつ寛大で勇気ある戦士をエルシドとよんだ。しかし、ロドリゴは王の命に逆らったとして反逆者となってしまった。ソフィアローレン扮するシメンは、ロドリゴを愛していたがシメンの父親は反対していた。ロドリゴは、行きがかり上最高戦士であるシメンの父親を殺してしまった。シメンは、ロドリゴを愛していないと言えないが憎める様になると言った。ロドリゴは、最高戦士を倒したと申し出て町の覇権を争う一騎打ちに名乗り出た。果たしてロドリゴとシメンの運命や如何に? 衣裳から規模から豪華絢爛たる映画の中で、ロドリゴの生死を賭けた闘いと、シメンを演じたソフィアローレンの美しさが誠に光る壮大な展開だったね。

重