「物語に溶け込めば激しく感情を揺さぶられる」エデンの東 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
物語に溶け込めば激しく感情を揺さぶられる
キャルは孤独な青年
壮大な夢も野心も無い
あるのは叶わぬ愛情
それが哀しい。
キャルをジェームズ・ディーン
主役級はこの映画が初の出演
この翌年に車の事故で亡くなる。
3本の映画に強烈な印象を残す。
愛に飢えたキャルという青年
彼らの苦悩は映画の中で一致
認められない存在に苦悩する。
映画の中のキャルの姿、
厳格な父、可愛がられる兄、
良かれと思うことへの反動、
母への、兄への復讐、
居場所のないキャルの心。
エデンは豊かな楽園、理想郷、
美しいはずなのにそこに行けない。
その東にいる彼の心情と夢の儚さ。
「何故報われない」
見上げる表情の演技
肩をすぼめる演技の
ジェームズ・ディーン
それが哀しく映る。
人の子なら最後は涙
とめどなく流れる。
※
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