「同性の兄弟に生まれる難しさ」エデンの東 SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
同性の兄弟に生まれる難しさ
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スタインベックの原作は読んだことがないが、映画のストーリーはカインとアベルの兄弟と父親の関係を中心にすっきりとまとめられていて、とても観やすかった。
父親に品行方正な兄といつも比較されて、自分は要らない子だと苦しむ弟役にジェームズ・ディーンがとてもはまっていて、本当にこういう生まれなのかなと思ってしまうほど自然だ。主人公達の表情や音楽が暗めなので悲しい結末かと思ったがそうではなく、あんがいアメリカ的な(私個人の見方)エンディングだった。このラストをどう捉えるかは見る人それぞれだと思う。
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