エクセス・バゲッジ シュガーな気持ち

劇場公開日:

解説

偽装誘拐を企んで自分の車のトランクに隠れた金持ち娘とその車を盗んだ泥棒が巻き起こす騒動をコミカルに描いた一編。監督は「デモリションマン」のマルコ・ブランビヤ。脚本はマックス・D・アダム、ディック・クレメント、イアン・ラ・フレネー。製作は「ゲット・オン・ザ・バス」のビル・ボーデン、キャロリン・ケスラー。撮影は「グレイス・オブ・マイ・ハート」のジャン=イヴ・エスコフィエ。音楽は「FISHING WITH JOHN」のジョン・ルーリーがスコアをつとめ、音楽監修はアニータ・カマラータが担当。美術は「誘う女」のミッシー・スチュワート。編集は「アウトブレイク」のステファン・リヴキン。出演は「クルーレス」のアリシア・シルヴァーストーン、「フューネラル」のベニシオ・デル・トロ、「TOUCH タッチ」のクリストファー・ウォーケン、「真夜中のサバナ」のジャック・トンプソン、「インデペンデンス・デイ」のハリー・コニック・Jr.ほか。

1997年製作/アメリカ
原題または英題:Excess Buggage
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:1998年10月3日

ストーリー

金持ち娘のエミリー(アリシア・シルヴァーストーン)は金持ちだが自分に無関心な父親アレクサンダー(ジャック・トンプソン)への腹いせに、偽装誘拐を計画。電話で身代金を要求し、自分で手錠をして足と口にテープを巻いて愛車のBMWのトランクにもぐりこんだ。ところがそのBMWを車泥棒のヴィンセント(ベネシオ・デル・トロ)が盗んだから一大事。一方、アレクサンダーはエミリーの捜索を元CIAのレイおじさん(クリストファー・ウォーケン)に依頼。コトがうまく運ばずにいがみあう二人だったが、追っ手を振り切るため、奇妙な逃避行を続けるうちにいつしかひかれあっていく。かくして二人はトラブルを乗り越え、幸せをつかむのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5“車泥棒"

2020年11月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

罪は犯しているけれど関係の無い所でお転婆娘に翻弄される、デル・トロのおっとりしたキャラが滑稽で愛すべき人柄。

恋愛を挟まずに終始、トラブルに巻き込まれる哀しき男の様を描いてくれていれば良かったけれども。

クリストファー・ウォーケンは無難な役柄、彼が出てくるだけで不穏な空気が、頗る良い人間を演じているだけで物足りなさも。

当時は人気があったアリシア・シルバーストーン、今観ると可愛さが半減、時代が変われば美意識の価値観も違ってくるか??

少しのコミカル要素、コメディとは言い難い、スリルな緊張感は微塵も感じられない、何処に進む物語か?

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万年 東一