エクスタミネーター

劇場公開日:1980年12月20日

解説

ニューヨークを舞台に、ベトナム戦争帰りの若者が、生命の恩人である親友を街のチンピラに襲われた後、復讐の鬼と化し、街のダニどもを抹殺していくというアクション映画。製作はマーク・バンツマン、監督・脚本はジェームズ・グリッケンハウス、撮影はロバート・M・ボールドウィン、音楽はジョー・レンゼッティ、特殊効果はトム・バーマン、スタン・ウインストンとポール・スチュワートが各々担当。出演はロバート・ギンティ、スティーブ・ジェームズ、クリストフォー・ジョージ、サマンタ・エッガー、トニー・ディ・ベネデット、ディック・ボッチェリなど。

1980年製作/アメリカ
原題または英題:The Exterminator
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1980年12月20日

あらすじ

地獄の戦場ベトナム。そこでベトコンの捕虜となっていたジョン(ロバート・ギンティ)はあわや敵の将校に生命を奪われる寸前、いっしょに捕われていたもう1人の捕虜マイケル(スティーヴ・ジェームズ)の必死の反撃で逆に敵を倒しヘリコプターでその場を逃れた。ベトナムからニューヨークヘ帰還したジョンとマイケルは、運送会社で働いていた。ある日、倉庫荒らしのチンピラに襲われたジョンは、再びマイケルに救われる。マイケルは、妻子と共に都会の生活を順調に送っていたが、ある日、例のチンピラどもが腹いせにマイケルを襲った。その日から、マイケルは廃人同様の身体になつてしまった。警察は無力だった。怒りに燃えたジョンは、遂に復讐を決意した。酒とクスリと女にふけっていたチンピラどもを、M16マシンガンで撃ち殺すジョン。その時、ジョンの中に、ベトナムでのあのドス黒い欲望が血を求めて甦えった。彼は街にはびこる殺人、売春、暴力などの悪を自分が死刑執行人となって抹殺しようと考えた。運送業界のボス、ホモ売春の主人と常客の州議会員、公園で老婆を襲うダニどもと、ジョンは次々に殺していった。そして、廃人同様になって眠り続けるマイケルの病室を訪れ、あたかも、呼吸装置を停めてほしいと望んでいるようなマイケルの目を見て、ジョンは呼吸装置を切った。彼は病院を出る時、恋人の医師(サマンタ・エッガー)と情事を楽しんでいたドルトン警部(クリストファー・ジョージ)とすれ違う。その瞬間、ドルトンのカンがひらめいた。綿密な再調査で処刑人の容疑をジョンに絞つたドルトンは、海軍のクレーンで、ジョンと会った。その時、潜んでいた警察が発砲し、ドルトンの胸をつらぬき、逃げるジョンをも射止めるのだった。

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映画レビュー

2.0 人気絶頂時の江本孟紀氏(野球解説者)吹替

2021年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

人気絶頂時の江本孟紀氏(野球解説者)吹替という、力業のテレビ放映版を見た記憶が鮮烈に残っています。

現在の、非声優を起用する傾向の夏エンタメアニメーション作品とは、一線を画す、明らかに人気先行の客寄せパンダ。その出来栄えはひどいものでした。当時は、こんな起用は割と多かった気がします。

肝心の映画そのものの、映像も、ストーリーも取り立てて見るべきところはなかったように記憶しています。

2016.5.11

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うそつきカモメ

3.0 ベトナム帰還兵

2020年7月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

80年代以降の、帰還兵者の原点のような映画。
当時かなりショッキングだった。

改めて見直して、時代は感じるが懐かしく鑑賞した。

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カネナカ

2.5 当時はショッキング!

2015年3月17日
iPhoneアプリから投稿

驚く

中学時代試写会で鑑賞
残虐な処刑方法が見せ場となっている為
今でも覚えている印象的なB球映画,

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映爺

3.0 まあまあだった

2014年7月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

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吉泉知彦

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