劇場公開日 2014年9月27日

「やっと理解できた」駅馬車(1939) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0やっと理解できた

2024年12月20日
PCから投稿

多分4-5回は観てますが、それほどの傑作とも思えず再度挑戦。

それぞれの事情を持った男女が駅馬車に乗り合わせますが、そそれぞれの事情」の描写が雑で、どうもよくわからないので、今回は事前にあらすじを読んでから観たところ、やっと理解できました。

ただし、その事情さえ理解できれば、群像劇としての完成度は七人の侍に匹敵しますし、何よりアパッチとの戦闘シーンのスピード、迫力はその七人の侍の原点ですね。

西部劇の基準を決めた作品です。

追伸 人種差別的との評価が散見されますが、時代背景を考えればこんなものです。現代の感性で評価すべきではありません。

越後屋