「真の平和は 戦争の回避でなく正義の確立だ」エアフォース・ワン 暇さんの映画レビュー(感想・評価)
真の平和は 戦争の回避でなく正義の確立だ
死者はきっとこう言うだろう。
自国愛が強いアメリカらしい思想が詰まった映画。人を撃ち殺した事で己の信念の強さを確信した犯人。対して、どんな犠牲を払ってでも要求には応じない事で信念を貫こうとした大統領。結果的に家族を選んだ事を悪と捉えるべきか正しいことと捉えるべきか…
犯人はこの戦いの事を戦争と呼び、戦争に犠牲者は付き物と言う。けれど仲間が殺されれば仲間の死を悲しみ殺した者を恨む。
奥さんに無力な女を殺すことが戦争?と言われていたけれど、恨む相手を間違え罪のない者達を無意味に殺し同じ事をされれば報復を誓う愚かで矛盾だらけな所は戦争と呼んで差し支えないと思う。
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