浮気はパリで(1991)
解説
2人の妻とひとりの愛人を持つ男が、替え玉の部下が拉致されたことから、米ソのスパイ合戦に巻き込まれるコメディ。副題「女たちを少しだけ愛しすぎた男」。監督はバズ・テイラー、製作はモニーク・アノー、エグゼクティヴ・プロデューサーはダニエル・マークウェット、脚本はピーター・バロフとデイヴ・ウォラート、撮影はイヴス・ダーハンが担当。
1991年製作/アメリカ
原題または英題:Near Mrs.
ストーリー
クロード(ジャッジ・ラインホールド)は、アメリカ中を飛び回っているビジネスマン。実は、クロードには2人の妻がいる。フェニックスにいるモリー(セシール・パオリ)と、ロサンゼルスのマギー(レベッカ・ポーリー)。さらに、会社の同僚のトニ(ミュリエル・コンビュー)とは愛人関係にある。毎年恒例のパリでの軍隊訓練のシーズンがやってきた。トニの、アカプルコへ行こうという誘いについのってしまったクロードは、部署移動を条件に、部下のコリン(ケーシー・シマスコ)を自分の身代わりに訓練に行かせることにした。さて、クロードが休暇を楽しんでいる間に、クロードになりすまして訓練を受けていたコリンは、ソ連のスパイにされるべく、拉致されてしまう。アカプルコで、自分が拉致されたという記事を読んだクロードは、びっくりしてパリに飛んで来た。一方、コリンはKGB諜報部員の女性と恋に落ち、一緒に亡命しようと、アメリカ大使館に出頭する。そこへ、パリへ来ていたクロードの妻モリーが現れ、さらにもう一人の妻マギーもやってきて、コリーに会い、夫ではないと主張。ソ連大使館へ行ってみると、そこへクロードが出頭してきて、大騒ぎに。窮地に陥って逃げ出すクロード。マギー、コリー、トニの3人は手を組み、どこまでもクロードを追いかけて行く。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バズ・テイラー
- 脚本
- ピーター・バロフ
- デイブ・ウォラート
- 製作総指揮
- ダニエル・マルケ
- 製作
- モニーク・アノー
- 撮影
- イヴ・ダーン
- 美術
- Nicolas Prier
- 編集
- Michele Robert Lauliac
- 衣装デザイン
- Anne Ducoulombier
- 字幕
- 川本ヨウ子