ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょうのレビュー・感想・評価
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ウディ・アレン 以後の人間観察と作品制作のための習作
中学生の性ではなく
おじさま & おばさまたち の生態のあれこれ・オムニバス。
こういうの、コソコソ観ちゃって、レビューを残すのってね・・なんか、昔の自分の「日記帳」が押し入れの中からポロリと出て来ちゃったような
そんな気恥ずかしさ。
①貞操帯と道化と媚薬。
②羊のデイジー。
③外でなら萌える妻、車はランボルギーニ・ミウラ。
④いけ好かない親族顔合わせは女装で破壊だ。
⑤テレビショウ変態趣味とは何か?
⑥ナウシカのオーム虫もびっくり。異常?正常?すべての学問は探究心から。
⑦ぜんぶ男。ぜんぶ男の脳の中身。ぜーんぶ男のダダ漏れ。
1998年のバイアグラ認可以前のおはなし。
どれもこれも、
役者たちの顔立ちが実に面白くってね。服なんか脱がなくったって男も女も、彼らの nudeの顔、赤裸々な顔が、丸見えに脂ぎっていて、なんか良いのです。
うわ〜っ、自分もあんな顔して普段から外を歩いてるんだっけ? と思わず鏡を覗きに行ったくらいだ。
ミュージカル映画「星の王子さま」では、哲学者のキツネを見事に演じていたジーン・ワイルダーが、デイジーとの愛欲に溺れて身を持ち崩す「②」が特に好きです。
1972年の劇場公開の作品ならば、まあこれくらいが限度でしょうかね。
つまり、
大人たちのナンセンス艶笑譚ではありますが。
で、当のウディ・アレンさんは、昨今、「⑤」の変態当てクイズに出演し、満額全問正解。長い旅行に出掛けておられるようです。
ww
羊?
1972年アメリカ映画。87分。今年12本目の作品。ウディ・アレンの初期の頃の作品。友達が借りていたので便乗して観ました。なによりも題名が興味そそられたから。
内容は;
とくにないです。
オムニバス形式でSEXを扱った7つの短編の作品だとか(途中で寝てしまった)。
こういうたいした意味もなくひたすらドタバタしているのをスラプスティック・コメディと呼ぶらしい。確かに笑えるところは笑えるのですが、映画として観る限りは(普通なら)こちらも出費しているわけで、100円払っても高くついたと思わされる作品でした。
C調(←死語?)ドタバタものはけっこう好きな質なのに何故か乗り切れなかった。そしていつのまにか20分くらい寝てしまいました。
そして結局「知りたがっているのに聞きにくいSEXのすべて」について、それが何でどう教えているのかまったく分かりませんでした。ひょっとしたら、わたくしのような下心だけで題名につられた人間を冷やかしたかったのかも。
それがなんであれ、これより先に憶測を立てる気がまったく起きない作品でした。
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