「アダムとドリューの魅力」ウェディング・シンガー 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
アダムとドリューの魅力
思い出しレビュー36本目。
『ウェディング・シンガー』
アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの初共演となった、愛すべきロマンチック・コメディ。
ミュージシャンを目指しながら、ウェディング・シンガーとして生計を立てるロビーは、結婚当日に恋人に去られてしまう。自暴自棄になったある日、ウェイトレスのジュリアと出会い、意気投合。結婚控える彼女を手伝う内に…。
次第に惹かれ合っていく二人。
彼女は結婚を控えている。好きになっちゃいけない。
が、彼女の婚約者が浮気男である事が発覚し…。
話としては、王道。
展開など読めても、最後まで心地よく見れる。
やはり本作は、主演二人の魅力に尽きるだろう。
ドリューがとてもキュート。『E.T.』以降、一旦プライベートで荒れ復帰し、『チャーリーズ・エンジェル』に出るまででは、最高の役柄ではなかろうか。
そして本作で、アダムの印象が変わった。
それまでは、おバカコメディのおバカ男。が、本作では、勿論笑わせるシーンもあるけど、普通の青年をナチュラルに好演。アダムが演じた役の中では、今でも一番好きかも。歌も上手い。
その後また何度もおバカコメディでおバカ演技してるけど、時々良作良役に当たれば変わる。
この二人の共演作では『50回目のファースト・キス』の方が人気かもしれないけど、個人的にこちらの方が愛らしいんだよね。
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