「【近代版ロミオとジュリエット。同じマンハッタン・ウェストサイドに住む同士、民族の壁を越えて結束しようよ!噂に違わぬ逸品である。】」ウエスト・サイド物語 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【近代版ロミオとジュリエット。同じマンハッタン・ウェストサイドに住む同士、民族の壁を越えて結束しようよ!噂に違わぬ逸品である。】
ー ニューヨークのウエスト・サイドで対立する2つのグループ、ポーランド系のジェット団とプエルトリコ系シャーク団。
一触即発の中で行われたダンスパーティーで、ポーランド系のマリアとプエルトリコ系のトニーは恋に落ちた。
だが2人の思いに関係なく、それぞれが属するチームの衝突はより激しいものになっていく。ー
◆感想
・恥ずかしながらの初鑑賞である。だって、年代的に産まれていませんから・・。
・物語はシンプルで分かり易い。ロミオとジュリエットが下敷きになっている事は直ぐに分かる。
・ポーランド系のジェット団とプエルトリコ系シャーク団の一糸乱れぬミュージカルシーンは流石である。
・”トゥナイト”など聞き覚えのあるナンバーも嬉しい。
<今作は、吹き替え問題など、上映後イロイロと問題があったようであるが、そんなことは考えずに、この素晴らしきミュージカルワールドの魅力に浸りたい作品である。>
貧しくて、おやつもオモチャも縁のない幼少期でしたが、自宅に中央公論の「世界の文学」などの全集が揃っていた事だけは両親に感謝しています。
ブリティッシュロックは青池保子の影響で聴いていました。ストーンズ、デビッド・ボウイ、イエスに始まり、ツェッペリン、パープル、ブラック・サバス。
最近、80年代とは「ハードロック」「ヘビーメタル」の定義がすっかり変わってしまったようで苦々しく思っています。現在はパープルなどはヘビメタにカテゴライズされるようですが、私は当時のブリティッシュロックや北欧メタル、L.Aメタル、ジャーマンメタルなどというものは頑なに「ハードロック」であった!とこだわっていますwww
あ、だから車内ミュージックはもちろん爆音ですよ(笑)
クラシックならバッハやベートーヴェン、マーラー。邦楽なら黒田節や田原坂なんです。これらはハードロックと底に流れるものは同じだと思っていますw
お!連休中にスピルバーグ版をご覧になる前振りですね♪
中学生でフレンチ・ポップをお聴きになっていらっしゃるNOBUさんの方がよほど何者ですかw
私の育った家庭環境はあまり褒められたものではなく、生活保護のギリギリ一歩手前でした。
両親共に「田舎の秀才」タイプ。父は樺太引き上げ組で、シベリア抑留に送られた祖父の代わりに長男の自分が家庭を支えねば!と5歳から羊や豚を育てて頑張っていたそうで。中学の成績はよく、町(村?)の好意で特別に片道2時間かかる旭川の高校に通わせて頂いたとか。
母は旭川の大工棟梁の次女。明治生まれの祖父は「女に学問は要らん!」というタイプ。成績優秀だったので祖母と教師の取り直しで公立トップ高に進学させて貰える事になりましたが、祖父の意向で普通科は許されず商業科に。
その為、2人共大学受験は許されず、高卒で就職せざるを得なかったので都会の受験競争の実態を知らないのです。どこの公立中学だろうとトップの成績取っていれば当たり前に東大・京大受かると思ってますから、塾にも通わせて貰えず大変でした(笑)